可能性 ある 島 の

芸術鑑賞の備忘録

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『あなたの名前を呼べたなら』

映画『あなたの名前を呼べたなら』を鑑賞しての備忘録2018年のインド・フランス合作映画。監督・脚本は、ロヘナ・ゲラ(Rohena Gera)。原題は"Sir"。 ラトナ(Tillotama Shome)は、帰省したばかりの村から、学生の妹チョディ(Bhagyashree Pandit)への挨拶も早…

展覧会 小泉明郎個展『Dreamscapegoatfuck』

展覧会『小泉明郎展「Dreamscapegoatfuck」』を鑑賞しての備忘録無人島プロダクションにて、2019年7月20日~8月31日。 2画面の映像から成る《Battlelands》(2018年)は、イラク戦争やアフガニスタン戦争に従軍した帰還兵7名に戦地での経験を話してもらった音…

展覧会『没後50年 坂本繁二郎展』

展覧会『没後50年 坂本繁二郎展』を鑑賞しての備忘録練馬区立美術館にて、2019年7月14日~8月18日(前期)、8月20日~9月16日(後期)。 100点を超える作品で坂本繁二郎を回顧する企画。師の森三美と同級生青木繁の作品がそれぞれ数点ずつと(展示室2)、能…

映画『永遠に僕のもの』

映画『永遠に僕のもの』を鑑賞しての備忘録2018年のアルゼンチン・スペイン合作映画。監督は、ルイス・オルテガ(Luis Ortega)。脚本は、ルイス・オルテガ(Luis Ortega)、ルドルフォ・パラシオス(Rodolfo Palacios)、セルヒオ・オルギン(Sergio Olguín)。原題…

展覧会 クリスチャン・ボルタンスキー個展『Lifetime』

展覧会『クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime』を鑑賞しての備忘録国立新美術館にて、2019年6月12日~9月2日。 クリスチャン・ボルタンスキーの回顧展。写真と電球などで構成された祭壇をイメージさせる《モニュメント》のシリーズをはじめ、写真や電球や…

映画『存在のない子供たち』

映画『存在のない子供たち』を鑑賞しての備忘録2018年のレバノン映画。 監督は、ナディーン・ラバキー(Nadine Labaki)。脚本は、ナディーン・ラバキー(Nadine Labaki)、ジハード・ホジェイリ(Jihad Hojeily)、ミシェル・ケサルワニ(Michelle Keserwany)、ジ…

映画『ピータールー マンチェスターの悲劇』

映画『ピータールー マンチェスターの悲劇』を鑑賞しての備忘録 2018年のイギリス映画。 監督・脚本は、マイク・リー(Mike Leigh)。 原題は、"Peterloo"。 ワーテルロー(ウォータールー)の戦いを辛くも生き延びたイギリス人兵士ジョセフ(David Moorst)は、…

映画『JKエレジー』

映画『JKエレジー』を鑑賞しての備忘録2018年の日本映画。監督は、松上元太。脚本は、香水義貴と松上元太。 天気の良い昼下がり、人気の無い渡良瀬川の河川敷。高校の制服を着た梅田ココア(希代彩)が地面に散乱する空き缶やおもちゃをひたすら踏み潰してい…

映画『シークレット・スーパースター』

映画『シークレット・スーパースター』を鑑賞しての備忘録2017年のインド映画。監督・脚本は、アドベイト・チャンダン(Advait Chandan)。原題は、सीक्रेट सुपरस्टार。英題は、Secret Superstar。 「女の子」を意味するインシアという名の少女(Zaira Wasim)は…

展覧会 菊池絵子個展

展覧会『菊池絵子展』を鑑賞しての備忘録藍画廊にて、2019年8月5日~10日。 菊池絵子の絵画展。 鉛筆や消しゴムが転がる中を行く赤ずきん(《歩く・赤ずきんの場合》)、白いテーブル・クロス上を魔法の絨毯で飛行するアラジン(《旅行記 テーブル、砂漠、ポ…

映画『マーウェン』

映画『マーウェン』を鑑賞しての備忘録2018年のアメリカ映画。監督は、ロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis)。脚本は、ロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis)とキャロライン・トンプソン(Caroline Thompson)。原題は、"Welcome To Marwen"。 第二次世界大戦の…

展覧会『マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展』

展覧会『マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展』を鑑賞しての備忘録三菱一号館美術館にて、2019年7月6日~10月6日。 プリーツに覆われたドレス「デルフォス」で知られるマリアノフォルチュニを紹介する企画。 展示は7つのセクションから構成される。3…