可能性 ある 島 の

芸術鑑賞の備忘録

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』

映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』を鑑賞しての備忘録2021年製作のアメリカ映画。107分。監督・原案は、シーア(Sia)。脚本は、シーア(Sia)とダラス・クレイトン(Dallas Clayton)。撮影は、セバスティアン・ウィンテロ(Sebastian Winterø)。美術は、トレ…

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』を鑑賞しての備忘録2020年製作のイギリス映画。95分。監督は、ロジャー・ミッシェル(Roger Michell)。脚本は、リチャード・ビーン(Richard Bean)とクライブ・コールマン(Clive Coleman)。撮影は、マイク・エリー(Mike Eley)。…

映画『選ばなかったみち』

映画『選ばなかったみち』を鑑賞しての備忘録2020年製作イギリス・アメリカ合作映画。86分。監督・脚本・音楽は、サリー・ポッター(Sally Potter)。撮影は、ロビー・ライアン(Robbie Ryan)。美術は、カルロス・コンティ(Carlos Conti)。衣装は、キャサリン・…

展覧会『世界のブックデザイン 2020-21』

展覧会『世界のブックデザイン 2020-21』を鑑賞しての備忘録印刷博物館 P&Pギャラリーにて、2021年12月18日~2022年4月10日。 スイスの最も美しい本2020コンクール(Die Schönsten Schweizer Bücher des Jahres 2020)、ドイツの最も美しい本2021コンクール(Di…

展覧会『ACT(Artists Contemporary TOKAS) Vol.4 接近、動き出すイメージ』

展覧会『ACT(Artists Contemporary TOKAS) Vol.4 接近、動き出すイメージ』を鑑賞しての備忘録トーキョーアーツアンドスペース本郷にて、2022年2月5日~3月21日。 架空の作家としてのユアサエボシの絵画を展示する1階、中澤大輔による働く意味を考える資料・…

展覧会 益永梢子個展『editing』

展覧会『益永梢子展「editing」』を鑑賞しての備忘録nidi galleryにて、2022年1月21日~2月20日。※当初会期(2月13日まで)を延長。 着彩した画布を切ったり折ったりしてクリップなどで留めた立体的「絵画」23点で構成される、益永梢子の個展。 《Meanwhile…

映画『ホテルアイリス』

映画『ホテルアイリス』を鑑賞しての備忘録2021年製作の日本・台湾合作映画。100分。監督・脚本は、奥原浩志。原作は、小川洋子の小説『ホテル・アイリス』。撮影は、ユー・ジンピン(余靜萍)。美術は、金勝浩一。衣装・メイクは、KUMIと花井麻衣音楽は、スラ…

展覧会 土屋裕央個展『Landscape』

展覧会『土屋裕央個展「Landscape」』を鑑賞しての備忘録KOKI ARTSにて、2022年2月5日~3月5日。 7点の絵画で構成される、土屋裕央の個展。 《海への視点》(910mm×1400mm)の画面は、外側から灰青、少し間を空けて、それよりも薄い灰青で、額縁のように囲われ…

映画『ちょっと思い出しただけ』

映画『ちょっと思い出しただけ』を鑑賞しての備忘録2022年製作の日本映画。115分。監督・脚本は、松居大悟。撮影は、塩谷大樹。美術は、相馬直樹。ヘアメイクは、酒井夢月。スタイリストは、神田百実。劇伴は、森優太。編集は、瀧田隆一。 夜の東京を走るタ…

展覧会 三瓶玲奈・本山ゆかり・楊博三人展『絵画の理由』

展覧会『三瓶玲奈・本山ゆかり・楊博「絵画の理由」』を鑑賞しての備忘録MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERYにて、2022年2月2日~14日。 三瓶玲奈の「線を見る」シリーズ3点を初めとする9点の油彩作品、本山ゆかりのキルティング「Ghost in the Cloth」シリー…

展覧会 森田舞個展『contrast 2022』

展覧会『東アジア絵画のなかへ 収斂と拡散 vol.6 森田舞 contrast 2022』を鑑賞しての備忘録柴田悦子画廊にて、2022年2月7日~12日。 13点の絵画で構成される、森田舞の個展。 《ghost》には、濃紺の地に無数の微細な金の点が配されて、宇宙空間が表わされて…

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』を鑑賞しての備忘録2021年製作のアメリカ映画。157分。監督は、スティーブン・スピルバーグ(Steven Spielberg)。原作は、脚本アーサー・ローレンツ(Arthur Laurents)、音楽レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)…

展覧会 土井沙織個展『魔女見習いの夜』

展覧会『土井沙織個展「魔女見習いの夜」』を鑑賞しての備忘録ARTDYNEにて、2022年1月29日~2月13日。 絵画17点で構成される、土井沙織の個展。表題作の《魔女見習いの夜》を除き、全て動物のキャラクターが主要なモティーフとなっている。個々の作品につい…

映画『ティル・デス』

映画『ティル・デス』を鑑賞しての備忘録2021年製作のアメリカ映画。91分。監督は、S・K・デール(S.K. Dale)。脚本は、ジェイソン・カービー(Jason Carvey)。撮影は、ジェイミー・ケアニー(Jamie Cairney)。美術は、ニコラ・バーチェク(Nikola Bercek)とオー…

展覧会 深田桃子個展『遠くに見えた』

展覧会『深田桃子個展「遠くに見えた」』を鑑賞しての備忘録GALLERY b.TOKYOにて、2022年2月7日~12日。 絵画9点で構成される、深田桃子の個展。 《沈んでいく》(910mm×727mm)は、水中に腹まで浸かった人物を右横から捉えた作品。画面を横切る水面が、その上…

映画『クレッシェンド 音楽の架け橋』

映画『クレッシェンド 音楽の架け橋』を鑑賞しての備忘録2019年製作のドイツ映画。112分。監督は、ドゥロール・ツァハヴィ(Dror Zahavi)。脚本は、シュテフェン・グランツ(Stephen Glantz)、ヨハネス・ロター(Johannes Rotter)、ドゥロール・ツァハヴィ(Dror…

映画『355』

映画『355』を鑑賞しての備忘録2022年製作のイギリス映画。監督は、サイモン・キンバーグ(Simon Kinberg)。原案は、テレサ・レベック(Theresa Rebeck)。脚本は、テレサ・レベック(Theresa Rebeck)とサイモン・キンバーグ(Simon Kinberg)。撮影は、ティム・モ…

展覧会 大坂秩加個展『つぎはぎのうろこ』

展覧会『大坂秩加「つぎはぎのうろこ」』を鑑賞しての備忘録GALLERY MoMo Ryogokuにて、2022年1月15日~2月12日。 作者が考案したモノローグを戯曲として、それを語るに相応しい人に、それぞれノート、原稿用紙、手帳、割引券など場面を想起させる紙片に筆記…

展覧会 水上愛美個展『「Catharsis Bed」by 4649』

展覧会『水上愛美「Catharsis Bed」by 4649』を鑑賞しての備忘録CADAN有楽町にて、2022年1月18日~2月6日。 塗り潰された部分や、壁に掛けられた場合に見えない画面の裏など、絵画における不可視の要素について探究する、水上愛美の作品展。ペインティング8…

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』を鑑賞しての備忘録2021年製作のアメリカ映画。108分。監督・脚本は、ウェス・アンダーソン(Wes Anderson)。原案は、ウェス・アンダーソン(Wes Anderson)、ロマン・コッポラ(Ro…

映画『前科者』

映画『前科者』を鑑賞しての備忘録2022年製作の日本映画。133分。監督・脚本・編集は、岸善幸。原作は、香川まさひと原作、月島冬二作画の漫画『前科者』。撮影は、夏海光造。美術は、林チナ。衣装は、宮本まさ江、村田野恵、加藤愛美。音楽は、岩代太郎。 …