可能性 ある 島 の

芸術鑑賞の備忘録

2024-01-31から1日間の記事一覧

本 桐野夏生『日没』

桐野夏生『日没』〔岩波現代文庫 文芸352〕岩波書店(2023)を読了しての備忘録 松重カンナは中央線沿線で一人暮らしをしている40代前半の小説家。筆名は「マッツ夢井」。世の中に絶望していると言いながらも、世間一般の常識とは懸け離れた事象にこそ人間の本…