可能性 ある 島 の

芸術鑑賞の備忘録

映画『生きててごめんなさい』

映画『生きててごめんなさい』を鑑賞しての備忘録2023年製作の日本映画。107分。監督は、山口健人。脚本は、山口健人と山科亜於良。企画・プロデュースは、藤井道人。撮影は、石塚将巳。照明は、水瀬貴寛。録音は、岡本立洋。美術監督は、相馬直樹。美術は、…

展覧会『月に吠えよ、萩原朔太郎展』

展覧会『月に吠えよ、萩原朔太郎展』を鑑賞しての備忘録世田谷文学館にて、2022年10月1日~2023年2月5日。 詩人・萩原朔太郎(1886-1942)の没後80年を記念した「萩原朔太郎大全2022」の一環として行われる回顧展。序章として「猫町」を置き、誕生から自筆歌集…

映画『依存魔』

映画『依存魔』を鑑賞しての備忘録2019年製作のベルギー・フランス合作映画。98分。監督は、ファブリス・ドゥ・ベルツ(Fabrice Du Welz)。脚本は、ファブリス・ドゥ・ベルツ(Fabrice Du Welz)、ロマン・プロタ(Romain Protat)、バンサン・タビエ(Vincent Tav…

展覧会『初春を祝う 七福うさぎがやってくる!』

展覧会『初春を祝う 七福うさぎがやってくる!』静嘉堂文庫美術館にて、2023年1月2日~2月4日。 卯年生まれの岩﨑小彌太の還暦祝いに孝子夫人が制作させた兎の冠を戴く総勢58体の御所人形を中心に、吉祥の絵画や工芸品を展観する企画。展示室ごとに1章を割り…

映画『ピンク・クラウド』

映画『ピンク・クラウド』を鑑賞しての備忘録2020年製作のブラジル映画。103分。監督・脚本は、イウリ・ジェルバーゼ(Iuli Gerbase)。撮影は、ブルーノ・ポリドーロ(Bruno Polidoro)。美術は、ベルナルド・ゾルテア(Bernardo Zortea)。編集は、ビセンチ・モ…

展覧会 安珠個展『A girl philosophy ある少女の哲学』

展覧会『安珠写真展「A girl philosophy ある少女の哲学」』を鑑賞しての備忘録シャネル・ネクサス・ホールにて、2023年1月18日~2月12日。 写真家の安珠の個展。著名な文学作品を始めとする芸術作品を下敷きに、「ある少女の哲学」を新作と旧作を取り混ぜた…

展覧会 諏訪敦個展『Sphinx』

展覧会『諏訪敦「Sphinx」』を鑑賞しての備忘録成山画廊にて、2023年1月13日~2月18日。 諏訪敦の絵画《Sphinx》(1620mm×2590mm)を展観。 《Sphinx》の舞台は、カーテンを閉ざした白い壁の薄暗い室内。白いカーテン越しの明かりに、ベッドの白いシーツの上に…

展覧会『合田佐和子展 帰る途もつもりもない』

展覧会『合田佐和子展 帰る途もつもりもない』を鑑賞しての備忘録三鷹市美術ギャラリーにて、2023年1月28日~3月26日。 合田佐和子(1940~2016)の回顧展。合田佐和子は、廃品などを組み合わせたオブジェが瀧口修造に評価され、1965年頃から個展で精力的にオ…

展覧会 山口みいな・プーカリン・林京平三人展『あの辺の家を眺める』

展覧会『山口みいな・プーカリン・林京平「あの辺の家を眺める」』を鑑賞しての備忘録OGU MAGにて、2023年1月12日~29日。 日常で擦過する形や動きから線を抽出する山口みいな、景観のエッセンスを標識のように伝える平面や立体を提示するプーカリン、日常で…

映画『イニシェリン島の精霊』

映画『イニシェリン島の精霊』を鑑賞しての備忘録2022年製作のイギリス映画。114分。監督・脚本は、マーティン・マクドナー(Martin McDonagh)。撮影は、ベン・デイビス(Ben Davis)。美術は、マーク・ティルデスリー(Mark Tildesley)。衣装は、イマー・ニー・…

展覧会 李燦辰個展『彗星の魔術師』

展覧会『李燦辰個展「彗星の魔術師」』を鑑賞しての備忘録GALLERY b.TOKYOにて、2023年1月23日~28日。 李燦辰の絵画展。 冒頭に掲げられた《Sneak》(756mm×560mm)には、滝壺の近くに佇む白い丸々とした鳥のような生物を画面上側に、草地に剣と籠を背負った…

映画『母の聖戦』

映画『母の聖戦』を鑑賞しての備忘録2021年製作のベルギー・ルーマニア・メキシコ合作映画。135分。監督は、テオドラ・アナ・ミハイ(Teodora Ana Mihai)。脚本は、テオドラ・アナ・ミハイ(Teodora Ana Mihai)とアバクク・アントニオ・デ・ロザリオ(Habacuc A…

展覧会 望月通陽個展『蕪村に寄す』

展覧会『望月通陽展「蕪村に寄す」』を鑑賞しての備忘録ギャラリー椿にて、2023年1月14日~28日。 蕪村の句に取材した染色技法(型染め・筒描)による絵画で構成される、望月通陽の個展。別室(GT2)ではガラス絵とブロンズの作品を紹介する「これだけの世界」…

映画『ノースマン 導かれし復讐者』

映画『ノースマン 導かれし復讐者』を鑑賞しての備忘録2022年製作のアメリカ映画。137分。監督は、ロバート・エガース(Robert Eggers)。脚本は、ショーン(Sjón)とロバート・エガース(Robert Eggers)。撮影は、ジェアリン・ブラシュケ(Jarin Blaschke)。美術…

映画『ヒトラーのための虐殺会議』

映画『ヒトラーのための虐殺会議』を鑑賞しての備忘録2022年製作のドイツ映画。112分。監督は、マッティ・ゲショネック(Matti Geschonneck)。脚本は、マグヌス・ファットロット(Magnus Vattrodt)とパウル・モンメルツ(Paul Mommertz)。撮影は、テオ・ビール…

映画『パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女』

映画『パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女』を鑑賞しての備忘録2022年製作の韓国映画。109分。監督は、パク・デミン(박대민)。脚本は、パク・デミン(박대민)、キム・ボンソ(김봉서)、パク・ドンヒ(박동희)。撮影は、ホン・ジェシク(홍재식)。照明は…

映画『エンドロールのつづき』

映画『エンドロールのつづき』を鑑賞しての備忘録2021年製作のインド・フランス合作映画。112分。監督・脚本・美術は、パン・ナリン。撮影は、スワピニル・S・ソナワネ。編集は、シュレヤス・ベルタンディ(Shreyas Beltangdy)とパヴァン・バット(Pavan Bhat)…

展覧会『世界のブックデザイン 2021-22』

展覧会『世界のブックデザイン 2021-22』を鑑賞しての備忘録印刷博物館 P&Pギャラリーにて、2022年12月10日~2023年4月9日。 ドイツ・ライプチヒで開催された「世界で最も美しい本2022コンクール(Best Book Design from all over the World 2022)」、日本の…

展覧会『ゴンサロ・チリーダ展』

展覧会『ゴンサロ・チリーダ展』を鑑賞しての備忘録インスティトゥト・セルバンテス東京にて、2022年10月29日~2023年2月28日(※当初会期1月14日までを延長)。 絵画34点、版画8点、写真資料、作家の紹介映像"La idea dela norte"で構成される、ゴンサロ・チ…

展覧会 O JUN・森淳一二人展『象印』

展覧会『O JUN + 森淳一「象印」』を鑑賞しての備忘録ミヅマアートギャラリーにて、2022年12月7日~2023年1月19日。 「象る」彫刻家・森淳一と、「印す」画家・O JUNによる二人展。 O JUNの《暗黒ドライブ》(710mm×710mm)は、画面を上中下と三等分した真ん中…

展覧会 染谷聡・谷原菜摘子二人展『わだかまる光陰』

展覧会『ないじぇる芸術共創ラボ二人展 染谷聡×谷原菜摘子「わだかまる光陰」』を鑑賞しての備忘録 文房堂ギャラリーにて、2023年1月11日~17日。 国文学研究資料館が芸術家を招いて古典籍の研究に関与してもらうとともに創作活動を支援する「ないじぇる芸術…

映画『そして僕は途方に暮れる』

映画『そして僕は途方に暮れる』を鑑賞しての備忘録2022年製作の日本映画。122分。監督・脚本は、三浦大輔。原作は、三浦大輔の脚本・演出の舞台『そして僕は途方に暮れる』。撮影は、春木康輔と長瀬拓。照明は、原由巳。録音は、加唐学。整音は、加藤大和。…

展覧会『The Heartfelt Garden 金沢美術工芸大学荒木研究室選抜日本画展』

展覧会『The Heartfelt Garden 金沢美術工芸大学荒木研究室選抜日本画展』を鑑賞しての備忘録松坂屋上野店7階アートスペースにて、2023年1月11日~17日。 金沢美術工芸大学荒木恵信研究室の12名の作家による展覧会。 𠮷江寛の《モモイロカオリ》(333mm×242mm…

映画『SHE SAID シー・セッド その名を暴け』

映画『SHE SAID シー・セッド その名を暴け』を鑑賞しての備忘録2022年製作のアメリカ映画。129分。監督は、マリア・シュラーダー(Maria Schrader)。原作は、ジョディ・カンター(Jodi Kantor)とミーガン・トゥーイー(Megan Twohey)によるニューヨークタイム…

展覧会 國川裕美個展『paradiso』

展覧会『國川裕美展「paradiso」』を鑑賞しての備忘録日本橋高島屋 美術画廊Xにて、2023年1月10日~30日。 動物をモティーフとする石灰岩や砂岩を用いた彫刻を中心とする、國川裕美の個展。 《cielo stellato》(230mm×170mm×120mm)は、顎を水平になるまで上…

映画『ファミリア』

映画『ファミリア』を鑑賞しての備忘録2022年製作の日本映画。121分。監督は、成島出。脚本は、いながききよたか。撮影は、藤澤順一。照明は、豊見山明長と上田なりゆき。録音は、藤本賢一。美術は、金田克美、中山慎、竹内悦子。装飾は、大坂和美。衣装は、…

展覧会 藤森詔子個展『生きていることをあたりまえと思うな!』

展覧会『藤森詔子「生きていることをあたりまえと思うな!」』を鑑賞しての備忘録GALLERY MoMo Ryogokuにて、2022年11月26日~12月24日。 11点の絵画で構成される、藤森詔子の個展。 表題作《生きていることをあたりまえと思うな!》(2273mm×4546mm)は、突然…

展覧会 小林椋個展『亀はニェフスのイゥユのように前足を石にのばすと』

展覧会『小林椋「亀はニェフスのイゥユのように前足を石にのばすと」』を鑑賞しての備忘録トーキョーアーツアンドスペース本郷にて、2022年12月10日~2023年1月22日。 小林椋の個展。文学作品の描写において動作を表現するために擬えられたものを実際に観察…

映画『恋のいばら』

映画『恋のいばら』を鑑賞しての備忘録2023年製作の日本映画。98分。監督は、城定秀夫。原作は、パン・ホーチョン(彭浩翔)監督の映画『ビヨンド・アワ・ケン(公主復仇記)』(2004)。 脚本は、澤井香織と城定秀夫。撮影は、渡邊雅紀。照明は、小川大介。録音は…

映画『ドリーム・ホース』

映画『ドリーム・ホース』を鑑賞しての備忘録2020年製作のイギリス映画。113分。監督は、ユーロス・リン(Euros Lyn)。脚本は、ニール・マッケイ(Neil McKay)。撮影は、エリック・アレキサンダー・ウィルソン(Erik Alexander Wilson)。美術は、ダニエル・テイ…