可能性 ある 島 の

芸術鑑賞の備忘録

展覧会 鈴木明日香個展

展覧会『鈴木明日香個展』不忍画廊にて、2022年5月13日~28日。 《エアリアル》(2015)は、縦50cm×横150cmのパネルを横に4枚繋ぎ、幅が6mに達する画面を持つ。横に伸びる画面自体特異であるが、それ以上に作品をユニークなものにしているのは、画面のあちらこ…

映画『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』

映画『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』を鑑賞しての備忘録2019年製作のイギリス映画。112分。監督は、ピーター・カッタネオ(Peter Cattaneo)。脚本は、レイチェル・タナード(Rachel Tunnard)とロザンヌ・フリン(Rosanne Flynn)。撮影は、ヒューバー…

展覧会 石井海音個展『warp』

展覧会『石井海音個展「warp」』を鑑賞しての備忘録biscuit galleryにて、2022年5月5日~22日。 29点の絵画で構成される、石井海音の個展。 《My ghost walking》(1167mm×803mm)は、奥と左右に木製の(あるいは木目のプリントされた)扉のある住宅の廊下で、…

展覧会『ボテロ展 ふくよかな魔法』

展覧会『ボテロ展 ふくよかな魔法』を鑑賞しての備忘録Bunkamura ザ・ミュージアムにて、2022年4月29日~7月3日。 対象をふくよかに表現するスタイルで著名なフェルナンド・ボテロ(1932-)の個展。「第1章:初期作品」(4点)、「第2章:静物」(10点)、「第3章:…

映画『夜を走る』

映画『夜を走る』を鑑賞しての備忘録2021年製作の日本映画。125分。監督・脚本は、佐向大。撮影は、渡邉寿岳。照明は、水瀬貴寛。音響は、弥栄裕樹。衣装は、今野亜季。メイクは、今野亜季。編集は、脇本一美。音楽は、のびたけお。 洗車機のブラシが回転し…

展覧会 熊谷亜莉沙個展『私はお前に生まれたかった』

展覧会『熊谷亜莉沙「私はお前に生まれたかった」』を鑑賞しての備忘録ギャラリー小柳にて、2022年4月16日~6月25日。 9点の絵画とそれぞれに付された文章から成る、熊谷亜莉沙の個展。 《You or I》(1950mm×970mm)は、暗闇の中に浮かび上がる、頭部の欠けた…

展覧会 流麻二果個展『その光に色を見る』

展覧会『流麻二果「その光に色を見る」』を鑑賞しての備忘録ポーラ ミュージアム アネックスにて、2022年4月22日~5月29日。 絵画14件32点(うち《Square》は273mm×273mmの18枚組、《色の跡:松林雪貞「雪貞画譜」》は211mm×333mmの2枚組)で構成される、流…

映画『流浪の月』

映画『流浪の月』を鑑賞しての備忘録2022年製作の日本映画。150分。監督・脚本は、李相日。原作は、凪良ゆうの小説『流浪の月』。撮影監督は、ホン・ギョンピョ。照明は、中村裕樹。美術は、種田陽平と北川深幸。装飾は、西尾共未と高畠一郎。衣装デザインは…

展覧会『不透明な視界 Invisible wall』

展覧会『第10回大学日本画展 名古屋芸術大学 日本画コース二人展「不透明な視界 Invisible wall」』を鑑賞しての備忘録UNPEL GALLERYにて、2022年4月29日~5月15日。 磯部絢子6点、福本百恵5点、計11点の日本画で構成される二人展。両者の大画面作品の黒と赤…

展覧会『BankART Under 35 2022 第1期』(ユ・ソラ個展)

展覧会『BankART Under 35 2022 第1期』(ユ・ソラ個展)を鑑賞しての備忘録BankART KAIKOにて、2022年4月28日~5月15日。 「BankART Under 35」は、2008年にスタートした、35歳以下の作家を個展形式で紹介するシリーズ企画。今年は4期にわたり8名の作家を紹…

映画『マイスモールランド』

映画『マイスモールランド』を鑑賞しての備忘録2022年製作の日本・フランス合作映画。114分。監督・脚本は、川和田恵真。撮影は、四宮秀俊。照明は、秋山恵二郎。音響は、弥栄裕樹。美術は、徐賢先。装飾は、福岡淳太郎。衣装は、馬場恭子と中村祐実。ヘアメ…

映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』

映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』を鑑賞しての備忘録2020年製作のアイルランド・カナダ合作映画。101分。監督・脚本は、フィリップ・ファラルドー(Philippe Falardeau)。原作は、ジョアンナ・ラコフ(Joanna Rakoff)の回顧録『サリンジャーと過ごした…

映画『死刑にいたる病』

映画『死刑にいたる病』を鑑賞しての備忘録2022年製作の日本映画。128分。監督は、白石和彌。原作は、櫛木理宇の小説『死刑にいたる病』。脚本は、高田亮。撮影は、池田直矢。照明は、舘野秀樹。録音は、浦田和治。美術は、今村力と新田隆之。装飾は、多田明…

展覧会『草を食む』

展覧会『草を食む』を鑑賞しての備忘録アキバタマビ21にて、2022年4月10日~5月14日。 木村瞳(月光浴をテーマにした写真と映像など)、酒井みのり(7着の赤いスカートを描いた絵画やチョコレートを模した陶器など)、畠山美樹(サイアノタイプを用いた写真…

展覧会『扉は開いているか―美術館とコレクション 1982-2022』

展覧会『開館40周年記念展 扉は開いているか―美術館とコレクション 1982-2022』を鑑賞しての備忘録埼玉県立近代美術館にて、2022年2月5日~5月15日。 埼玉県立近代美術館40年の歩みを、主要なコレクション、建築、代表的な展覧会を軸に振り返る企画。「近代…

展覧会 角文平個展『宇宙の箱舟』

展覧会『角文平「宇宙の箱舟」』を鑑賞しての備忘録渋谷ヒカリエ 8/ CUBEにて、2022年4月22日~5月8日。 人工衛星のような、宇宙に浮かぶ分譲住宅「Space House」シリーズを紹介する空間、立方格子に様々な戸建て住宅を配した《1戸建てマンション》とクライ…

展覧会 早川桃代個展『I Like You』

展覧会 早川桃代個展『I Like You』を鑑賞しての備忘録金柑画廊にて、2022年4月16日~5月8日。 主に鉛筆と色鉛筆で描いた絵画24点を中心とする、早川桃代の個展。 出展作品中最大の作品《花も団子も》(728mm×1030mm)には、花を銜えた亀の甲羅にリンゴが2個積…

展覧会『浜口陽三、ブルーノ・マトン展―ひとつ先の扉』

展覧会『浜口陽三、ブルーノ・マトン展―ひとつ先の扉』を鑑賞しての備忘録ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションにて、2022年1月15日~5月8日。※当初会期4月3日までを延長。 浜口陽三の銅版画(主にメゾチントとカラーメゾチント)20点(全て1階に展示)ととも…

映画『見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界』

映画『見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界』を鑑賞しての備忘録2019年製作のドイツ映画。94分.監督は、ハリナ・ディルシュカ(Halina Dyrschka)。撮影は、アリシア・パウ(Luana Knipfer)とルアーナ・ニッファー(Luana Knipfer) 。美術は、ス…

展覧会 久保田智広個展『eat ro ekyu』

展覧会『久保田智広個展「eat ro ekyu」』を鑑賞しての備忘録EUKARYOTEにて、2022年4月15日~5月1日。 作品や什器などの配置を変えたギャラリー自体を提示する、久保田智広の個展。意味のとれない展覧会タイトルは、ギャラリーの名称"EUKARYOTE"の文字を並び…

音楽 Mark Forster, LEA『Drei Uhr Nachts』

Mark Forster, LEA『Drei Uhr Nachts』www.youtube.com "Drei Uhr Nachts" Es ist drei Uhr nachts, Ich ruf jeden an, den ich kenn, die ganzen Namen in meinem Handy. Ist noch irgendjemand wach? Ich bin allein hier drei Uhr nachts. Nur wenn ich s…

映画『カモン カモン』

映画『カモン カモン』を鑑賞しての備忘録2021年製作のアメリカ映画。108分。監督・脚本は、マイク・ミルズ(Mike Mills)。撮影は、ロビー・ライアン(Robbie Ryan)。美術は、ケイティ・バイロン(Katie Byron)。衣装は、カティナ・ダナバシス(Katina Danabassi…

映画『ベルイマン島にて』

映画『ベルイマン島にて』を鑑賞しての備忘録2021年製作のフランス・ベルギー・ドイツ・スウェーデン合作映画。113分。監督・脚本は、ミア・ハンセン=ラブ(Mia Hansen-Løve)。撮影は、ドニ・ルノワール(Denis Lenoir)。美術は、ミヒケル・ヴォルヘルィ(Mika…

展覧会『第25回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)』

展覧会『第25回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)』を鑑賞しての備忘録川崎市岡本太郎美術館にて、2022年2月19日~5月15日。 岡本太郎の精神を継承し、「自由な視点と発想で、現代社会に鋭いメッセージを突きつける作家を顕彰する」岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)…

映画『マリー・ミー』

映画『マリー・ミー』を鑑賞しての備忘録2022年製作のアメリカ映画。112分。監督は、カット・コイロ(Kat Coiro)。原作は、ボビー・クロスビー(Bobby Crosby)の漫画『Marry Me』。脚本は、ジョン・ロジャース(John Rogers)、タミー・セイガー(Tami Sagher)、…

展覧会 三輪洸旗個展『未来への響き』

展覧会『三輪洸旗「未来への響き」』を鑑賞しての備忘録GALLERY TAGA 2にて、2022年3月31日~4月25日。 峰をモティーフとした作品を中心に、22点の彫刻と絵画とで構成される、三輪洸旗の個展。 「山ひかり満ちて連なる」シリーズ(300mm×300mm)の3点は、いず…

映画『パリ13区』

映画『パリ13区』を鑑賞しての備忘録2021年製作のフランス映画。105分。監督は、ジャック・オーディアール(Jacques Audiard)。原作は、アドリアン・トミヌ(Adrian Tomine)の漫画『Les Intrus』。脚本は、ジャック・オーディアール(Jacques Audiard)、セリー…

展覧会『104 INTRODUCES』

展覧会『104 INTRODUCES』を鑑賞しての備忘録104GALERIEにて、2022年4月1日~30日。 アレックス・カネフスキー(Alex Kanevsky)2点、アネタ・カイザー(Aneta Kajzer)3点、メロラ・クーン(Melora Kuhn)1点、セルジュ・トマ(Sergiu Toma)1点、ヘレン・バーホー…

展覧会 内藤亜澄個展『Hobby horse in the frame』

展覧会『内藤亜澄展「Hobby horse in the frame」』を鑑賞しての備忘録ギャラリー椿にて、2022年4月9日~23日。 会場の床に、バスケットボールのセンターラインをイメージさせる、直線と円弧とを表わし、手前側の"Hobby horse"と奥側の"in the frame"とに分…

展覧会 大野綾子個展『「みどりは草の色カマキリの色」by KAYOKO YUKI』

展覧会『大野綾子「みどりは草の色カマキリの色」by KAYOKO YUKI』を鑑賞しての備忘録CADAN有楽町にて、2022年4月5日~24日。 主に深岩石で制作された彫刻4点で構成される、大野綾子の個展。 《みどりは草の色カマキリの色 a》(1950mm×660mm×1575mm)は、中心…