可能性 ある 島 の

芸術鑑賞の備忘録

映画『タロウのバカ』

映画『タロウのバカ』を鑑賞しての備忘録2019年の日本映画。監督・脚本は大森立嗣。 エージ(菅田将暉)は兄(伊達諒)同様に柔道エリートの道を歩んでいたが、推薦で入った高校で膝を痛め挫折する。柔道部の顧問(池内万作)はエージが自分の恩を仇で返した…

映画『アス』

映画『アス』を鑑賞しての備忘録2019年のアメリカ映画。監督・脚本は、ジョーダン・ピール(Jordan Peele)。原題は、"Us"。 1986年。アデレード・トーマス(Madison Curry)は父ラッセル(Yahya Abdul-Mateen II)と母レイン(Anna Diop)とともにサンタクルスの海…

展覧会『コートールド美術館展 魅惑の印象派』

展覧会『コートールド美術館展 魅惑の印象派』を鑑賞しての備忘録東京都美術館にて、2019年9月10日~12月15日。 ロンドンにあるコートールド美術館所蔵の印象派・ポスト印象派の作品60点を展示。 《カード遊びをする人々》などポール・セザンヌの作品9点を中…

映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』

映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』を鑑賞しての備忘録2019年の日本映画。監督は、蜷川実花。脚本は、早船歌江子。 作家太宰治こと津島修治(小栗旬)は、妻・美知子(宮沢りえ)が三人目の子を懐妊中、太田静子(沢尻エリカ)と手紙をやり取りしていた。…

映画『ガーンジー島の読書会の秘密』

映画『ガーンジー島の読書会の秘密』を鑑賞しての備忘録 2018年のフランス・イギリス合作映画。監督は、マイク・ニューウェル(Mike Newell)。原作は、メアリー・アン・シェイファー(Mary Ann Shaffer)、アニー・バロウズ(Annie Barrows)の小説『ガーンジー島…

映画『荒野の誓い』

映画『荒野の誓い』を鑑賞しての備忘録2017年のアメリカ映画。監督・脚本は、スコット・クーパー(Scott Cooper)。原作は、ドナルド・E・スチュワート(Donald E. Stewart)。原題は、"Hostiles"。 1892年、ニューメキシコ州フォート・ベリンジャー。ジョセフ・…

展覧会『松方コレクション展』

展覧会『国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展』を鑑賞しての備忘録国立西洋美術館にて、2019年6月11日~9月23日。 松方コレクションは、川崎造船所(現・川崎重工業株式会社)社長の松方幸次郎(1866-1950)が渡欧して形成した3000点に及ぶ西洋美…

展覧会『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ 線の魔術』

展覧会『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ 線の魔術』を鑑賞しての備忘録Bunkamura ザ・ミュージアムにて、2019年7月13日~9月29日。 アルフォンス・ミュシャの手がけたポスターなどに加え、それらに感化された後世のグラフィック作品を紹介する企画。…

映画『ドッグマン』

映画『ドッグマン』を鑑賞しての備忘録2018年のイタリア・フランス合作映画。監督は、マッテオ・ガローネ(Matteo Garrone)。脚本は、ウーゴ・キーティ(Ugo Chiti)、マッテオ・ガローネ(Matteo Garrone)、マッシモ・ガウディオソ(Massimo Gaudioso)。原題は、…

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を鑑賞して の備忘録2019年のアメリカ映画。監督・脚本は、クエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino) 。原題は、"Once Upon a Time in Hollywood"。 1969年2月のハリウッド。1950年代のテレビ…

映画『やっぱり契約破棄していいですか!?』

映画『やっぱり契約破棄していいですか!?』を鑑賞しての備忘録 2018年のイギリス映画。監督・脚本は、トム・エドモンズ(Tom Edmunds)。原題は、"Dead in a Week: Or Your Money Back"。 真夜中に橋の欄干に後ろ手でつかまり、今にも投身自殺を図ろうとする青…

展覧会『ジュリアン・オピー個展』

展覧会『ジュリアン・オピー』を鑑賞しての備忘録東京オペラシティ アートギャラリーにて、2019年7月10日~9月23日。 ジュリアン・オピーの近作(2018年~2019年)を作品を紹介する企画。 《Walking in New York 1》と《Walking in Boston 3》とは、街を行き…

映画『火口のふたり』

映画『火口のふたり』を鑑賞しての備忘録2019年の日本映画。監督・脚本は、荒井晴彦。原作は、白石一文の小説『火口のふたり』。 勤務していた印刷会社が倒産して以来定職に就いていない永原賢治(柄本佑)が多摩川の河川敷で一人釣りをしていると、父から電…

映画『あなたの名前を呼べたなら』

映画『あなたの名前を呼べたなら』を鑑賞しての備忘録2018年のインド・フランス合作映画。監督・脚本は、ロヘナ・ゲラ(Rohena Gera)。原題は"Sir"。 ラトナ(Tillotama Shome)は、帰省したばかりの村から、学生の妹チョディ(Bhagyashree Pandit)への挨拶も早…

展覧会 小泉明郎個展『Dreamscapegoatfuck』

展覧会『小泉明郎展「Dreamscapegoatfuck」』を鑑賞しての備忘録無人島プロダクションにて、2019年7月20日~8月31日。 2画面の映像から成る《Battlelands》(2018年)は、イラク戦争やアフガニスタン戦争に従軍した帰還兵7名に戦地での経験を話してもらった音…

展覧会『没後50年 坂本繁二郎展』

展覧会『没後50年 坂本繁二郎展』を鑑賞しての備忘録練馬区立美術館にて、2019年7月14日~8月18日(前期)、8月20日~9月16日(後期)。 100点を超える作品で坂本繁二郎を回顧する企画。師の森三美と同級生青木繁の作品がそれぞれ数点ずつと(展示室2)、能…

映画『永遠に僕のもの』

映画『永遠に僕のもの』を鑑賞しての備忘録2018年のアルゼンチン・スペイン合作映画。監督は、ルイス・オルテガ(Luis Ortega)。脚本は、ルイス・オルテガ(Luis Ortega)、ルドルフォ・パラシオス(Rodolfo Palacios)、セルヒオ・オルギン(Sergio Olguín)。原題…

展覧会 クリスチャン・ボルタンスキー個展『Lifetime』

展覧会『クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime』を鑑賞しての備忘録国立新美術館にて、2019年6月12日~9月2日。 クリスチャン・ボルタンスキーの回顧展。写真と電球などで構成された祭壇をイメージさせる《モニュメント》のシリーズをはじめ、写真や電球や…

映画『存在のない子供たち』

映画『存在のない子供たち』を鑑賞しての備忘録2018年のレバノン映画。 監督は、ナディーン・ラバキー(Nadine Labaki)。脚本は、ナディーン・ラバキー(Nadine Labaki)、ジハード・ホジェイリ(Jihad Hojeily)、ミシェル・ケサルワニ(Michelle Keserwany)、ジ…

映画『ピータールー マンチェスターの悲劇』

映画『ピータールー マンチェスターの悲劇』を鑑賞しての備忘録 2018年のイギリス映画。 監督・脚本は、マイク・リー(Mike Leigh)。 原題は、"Peterloo"。 ワーテルロー(ウォータールー)の戦いを辛くも生き延びたイギリス人兵士ジョセフ(David Moorst)は、…

映画『JKエレジー』

映画『JKエレジー』を鑑賞しての備忘録2018年の日本映画。監督は、松上元太。脚本は、香水義貴と松上元太。 天気の良い昼下がり、人気の無い渡良瀬川の河川敷。高校の制服を着た梅田ココア(希代彩)が地面に散乱する空き缶やおもちゃをひたすら踏み潰してい…

映画『シークレット・スーパースター』

映画『シークレット・スーパースター』を鑑賞しての備忘録2017年のインド映画。監督・脚本は、アドベイト・チャンダン(Advait Chandan)。原題は、सीक्रेट सुपरस्टार。英題は、Secret Superstar。 「女の子」を意味するインシアという名の少女(Zaira Wasim)は…

展覧会 菊池絵子個展

展覧会『菊池絵子展』を鑑賞しての備忘録藍画廊にて、2019年8月5日~10日。 菊池絵子の絵画展。 鉛筆や消しゴムが転がる中を行く赤ずきん(《歩く・赤ずきんの場合》)、白いテーブル・クロス上を魔法の絨毯で飛行するアラジン(《旅行記 テーブル、砂漠、ポ…

映画『マーウェン』

映画『マーウェン』を鑑賞しての備忘録2018年のアメリカ映画。監督は、ロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis)。脚本は、ロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis)とキャロライン・トンプソン(Caroline Thompson)。原題は、"Welcome To Marwen"。 第二次世界大戦の…

展覧会『マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展』

展覧会『マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展』を鑑賞しての備忘録三菱一号館美術館にて、2019年7月6日~10月6日。 プリーツに覆われたドレス「デルフォス」で知られるマリアノフォルチュニを紹介する企画。 展示は7つのセクションから構成される。3…

展覧会 片山高志個展『距離と点景』

展覧会『片山高志個展「距離と点景」』を鑑賞しての備忘録Alt_Mediumにて、2019年7月25日~8月6日。 片山高志の絵画展。 壁面に並んだ《点景》のシリーズは、グワッシュ(不透明水彩)で描かれた風景画。正方形の木枠に収められた、正方形の画面の中に、正方…

映画『よこがお』

映画『よこがお』を鑑賞しての備忘録2019年の日本・フランス合作映画。監督・脚本は、深田晃司。原案は、Kaz。 美容師の米田和道(池松壮亮)はある日、初めて来店した客のリサ(筒井真理子)から指名を受ける。不思議に思う米田が指名の理由を問うと、亡く…

映画『ペット2』

映画『ペット2』を鑑賞しての備忘録2019年のアメリカのアニメーション映画。監督は、クリス・ルノー(Chris Renaud)。共同監督は、ジョナサン・デル・バル(Jonathan del Val)。脚本は、ブライアン・リンチ(Brian Lynch)。原題は、"The Secret Life of Pets 2"…

展覧会『TOKAS-Emerging 2019 第1期』

展覧会『TOKAS-Emerging 2019 第1期』を鑑賞しての備忘録トーキョーアーツアンドスペース本郷にて、2019年7月20日~8月18日。 公募で選出した、谷崎桃子、砂田百合香、小田原のどかの作品をそれぞれ個展形式で紹介。 谷崎桃子『lonely girl もう時間』につい…

映画『天気の子』

映画『天気の子』を鑑賞しての備忘録2019年の日本のアニメーション映画。監督・原作・脚本は新海誠。 ある島に住む高校1年生・森嶋帆高(醍醐虎汰朗)は、東京で自活することを企てる。東京へ向かうフェリーに乗船した帆高は、猛烈な降雨が予測されることから…