可能性 ある 島 の

芸術鑑賞の備忘録

映画『ビルド・ア・ガール』

映画『ビルド・ア・ガール』を鑑賞しての備忘録2019年製作のイギリス映画。105分。監督は、コーキー・ギェドロイツ(Coky Giedroyc)。原作は、キャトリン・モラン(Caitlin Moran)の小説"How to Build a Girl"。脚本は、キャトリン・モラン(Caitlin Moran)。撮…

展覧会 井上光太郎個展『すぐ隣に潜むものたち』

展覧会『井上光太郎「すぐ隣に潜むものたち」』を鑑賞しての備忘録KOKI ARTSにて、2021年10月1日~30日。 井上光太郎の絵画9点を展観。 《隣の国》(273mm×220mm)には、木立の中に佇む女性が描かれる。画面奥に叢生する木々が緑や茶など樹木らしい色遣いで表…

映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』

映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』を鑑賞しての備忘録2021年製作のイギリス映画。129分。監督は、ケヴィン・マクドナルド(Kevin Macdonald)。原作は、モハメドゥ・オウルド・スラヒ(Mohamedou Ould Slahi)の回顧録『モーリタニアン 黒塗りの記録(Guantána…

展覧会 小山維子個展『衝突/抱擁』

展覧会『小山維子「衝突/抱擁」』を鑑賞しての備忘録Sprout Curationにて、2021年10月2日~11月7日。※当初会期10/31までを延長。 コンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brâncuşi)の彫刻《接吻(Sărutul)》をモティーフとして制作された絵画13点で構成…

映画『ディナー・イン・アメリカ』

映画『ディナー・イン・アメリカ』を鑑賞しての備忘録2020年製作のアメリカ映画。106分。監督・脚本・編集は、アダム・レーマイヤー(Adam Rehmeier)。撮影は、ジャン=フィリップ・ベルニエ(Jean-Philippe Bernier)。原題は、"Dinner in America"。 虚ろな表…

展覧会 菅野由美子個展

展覧会『菅野由美子展』を鑑賞しての備忘録ギャルリー東京ユマニテにて、2021年10月4日~30日。※当初会期10月23日までを延長。 マグ、猪口、ティーポット、水差し、豆皿など食器を描いた絵画14点で構成される、菅野由美子の個展。 入口近くの壁面には、欄間…

映画『ひらいて』

映画『ひらいて』を鑑賞しての備忘録2021年製作の日本映画。121分。監督・脚本・編集は、首藤凜。原作は、綿矢りさの小説『ひらいて』。撮影は、岩永洋。 地方都市にある高校の、早朝、まだ誰もいない教室。「3月生まれは変わり者ばかりだと言っていましたね…

展覧会 加賀谷真秀個展『part of yours』

展覧会『加賀谷真秀個展「part of yours」』を鑑賞しての備忘録BLANKにて、2021年10月19日~24日。 主に赤、黄、白の系統の絵具を荒々しく塗った画面に、スラブセリフ調の書体で"skin"と記した絵画シリーズ30点で構成される、加賀谷真秀の個展。 正方形また…

展覧会 ヒルミ・ジョハンディ個展『Landscapes and Paradise: Poolscapes』

展覧会『ヒルミ・ジョハンディ「Landscapes and Paradise: Poolscapes」』を鑑賞しての備忘録オオタファインアーツにて、2021年10月2日~11月20日。 7点の絵画と、2点の舞台の書割のような作品から成る、ヒルミ・ジョハンディの個展。 《My Raffles Experien…

展覧会 大久保如彌個展『From Here to Somewhere, From Somewhere to Here』

展覧会『大久保如彌「From Here to Somewhere, From Somewhere to Here」』を鑑賞しての備忘録GALLERY MoMo Projectsにて、2021年9月25日~10月23日。 絵画9点と、中に10点の絵画を敷き詰めたテントから構成される、大久保如彌の個展。 《From Here to Somew…

展覧会 西村藍個展『私を許さない光』

展覧会『西村藍個展「私を許さない光」』を鑑賞しての備忘録ギャルリー東京ユマニテ〔humanité bis〕にて、2021年10月18日~23日。 西村藍の絵画11点(大画面作品3点と小画面作品8点)を展観。 《二つの晩餐》(1750mm×2730mm)は、右側奥にある淡い灰青色のカ…

映画『ONODA 一万夜を越えて』

映画『ONODA 一万夜を越えて』を鑑賞しての備忘録2021年製作のフランス・ドイツ・ベルギー・イタリア・日本合作映画。174分。監督は、アルチュール・アラリ(Arthur Harari)。脚本は、アルチュール・アラリ(Arthur Harari)とバンサン・ポワミロ(Vincent Poymi…

映画『キャンディマン』

映画『キャンディマン』を鑑賞しての備忘録2021年製作のアメリカ映画。91分。監督は、ニア・ダコスタ(Nia DaCosta)。原作は、クライブ・バーカー(Clive Barker)の短編小説「禁じられた場所(The Forbidden)」及びバーナード・ローズ(Bernard Rose)監督・脚本…

映画『DUNE デューン 砂の惑星』

映画『DUNE デューン 砂の惑星』を鑑賞しての備忘録2021年製作のアメリカ映画。155分。監督は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ(Denis Villeneuve)。原作は、フランク・ハーバート(Frank Herbert)の小説『デューン 砂の惑星(Dune)』。脚本は、ジョン・スパイツ(Jon Spa…

展覧会 村田文佳個展『お月見』

展覧会『村田文佳「お月見」』を鑑賞しての備忘録Ohshima Fine Artにて、2021年9月18日~10月9日。 村田文佳の絵画5点を展観。 《月見風呂》は円形の画面(直径800mm)に銭湯の大浴場を描いている。画面の手前には苔の生えた岩のような物に、ドミニク・アング…

映画『最後の決闘裁判』

映画『最後の決闘裁判』を鑑賞しての備忘録2021年製作のアメリカ映画。153分。監督は、リドリー・スコット(Ridley Scott)。原作は、エリック・ジェイガーのノンフィクション『最後の決闘裁判(The Last Duel: A True Story of Trial by Combat in Medieval Fr…

映画『PITY ある不幸な男』

映画『PITY ある不幸な男』を鑑賞しての備忘録2018年製作のギリシャ・ポーランド合作映画。99分。監督は、バビス・マクリディス(Μπάμπης Μακρίδης)。脚本は、エフティミス・フィリポ(Ευθύμης Φιλίππου),とバビス・マクリディス(Μπάμπης Μακρίδης)。撮影は、…

映画『由宇子の天秤』

映画『由宇子の天秤』を鑑賞しての備忘録2020年製作の日本映画。152分。監督・脚本・編集は、春本雄二郎。撮影は、野口健司。 関東近郊の河川敷。川の傍に立った長谷部仁(松浦祐也)が1人リコーダーを吹いている。その様子をカメラマンの池田(木村知貴)が…

展覧会 橋本晶子個展『I saw it, it was yours.』

展覧会『橋本晶子「I saw it, it was yours.」』を鑑賞しての備忘録ギャラリー小柳にて、2021年9月11日~10月30日。 鉛筆で描いた写実的な絵画を中心とした、橋本晶子の個展。 《Curtain》は、5枚のトレーシング・ペーパーを継ぎ合わせて、ギャラリーの1つの…

展覧会 中村萌個展『our whereabouts―私たちの行方―』

展覧会 中村萌個展『our whereabouts―私たちの行方―』を鑑賞しての備忘録ポーラ ミュージアム アネックスにて、2021年9月3日~10月10日。 楠の彫刻作品9点と楠の板に描いた絵画15点で構成される、中村萌の個展。 プラトンやアリストテレスにはじまる古代ギリ…

映画『レミニセンス』

映画『レミニセンス』を鑑賞しての備忘録2021年製作のアメリカ映画。116分。監督・脚本は、リサ・ジョイ(Lisa Joy)。撮影は、ポール・キャメロン(Paul Cameron)。編集は、マーク・ヨシカワ(Mark Yoshikawa)。原題は、"Reminiscence"。 人は過去に取り憑かれ…

展覧会 内田麗奈個展『クロマニヨンの夢』(2021)

展覧会『内田麗奈「クロマニヨンの夢」』を鑑賞しての備忘録HIGURE 17-15 casにて、2021年10月3日~16日。 ベロアを支持体に描いた絵画をカーテンのように仕立てた「クロマニヨンの夢」シリーズ5点で構成される、内田麗奈の個展。 バタイユはその晩年の著作…

映画『護られなかった者たちへ』

映画『護られなかった者たちへ』を鑑賞しての備忘録2021年製作の日本映画。134分。監督は、瀬々敬久。原作は、中山七里の小説『護られなかった者たちへ』。脚本は、林民夫と瀬々敬久。撮影は、鍋島淳裕。編集は、早野亮。 大規模な津波に飲み込まれた街。高…

展覧会 みさかほ穂個展『あなたをみている』

展覧会『みさかほ穂個展「あなたをみている」』を鑑賞しての備忘録新宿眼科画廊〔スペースS〕にて、2021年10月1日~6日。 女性の裸体をモティーフとしたドローイング作品27点で構成される、みさかほ穂の個展。 臀部を突き出してやや前屈みの姿勢で顔を左に向…

展覧会『村田沙耶香のユートピア “正常”の構造と暴力』

展覧会『村田沙耶香のユートピア “正常”の構造と暴力』を鑑賞しての備忘録GYRE GALLERYにて、2020年8月20日~10月17日。 村田沙耶香の3点の小説『消滅世界』・『コンビニ人間』・『生命式』に表された「ユートピア」を、村田沙耶香の小説から引用された言葉…

展覧会 山城知佳子個展『リフレーミング』

展覧会 山城知佳子個展『リフレーミング』を鑑賞しての備忘録東京都写真美術館にて、2021年8月17日~10月10日。 5章10件で構成される、山城知佳子の個展。「起点―そこにある風景」では映像作品《BORDER》(2002)を、「私というメディア」では3点の映像作品《I…

映画『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』

映画『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』を鑑賞しての備忘録2019年製作のアメリカ映画。120分。監督は、ダリウス・マーダー(Darius Marder)。原案は、ダリウス・マーダー(Darius Marder)とデレク・シアンフランス(Derek Cianfrance)。脚本は、ダ…

映画『TOVE トーベ』

映画『TOVE トーベ』を鑑賞しての備忘録2020年製作のフィンランド・スウェーデン合作映画。103分。監督は、ザイダ・バリルート(Zaida Bergroth)。原案は、エーバ・プトロ(Eeva Putro)とヤルノ・エロネン(Jarno Elonen)。脚本は、エーバ・プトロ(Eeva Putro)…

展覧会『第15回 shiseido art egg 第1期 石原海「重力の光」』

展覧会『第15回 shiseido art egg 第1期 石原海「重力の光」』を鑑賞しての備忘録資生堂ギャラリーにて、2021年9月14日~10月10日。 2006年から行われている、新進作家による資生堂ギャラリーを会場とした展覧会企画公募プログラム「shiseido art egg」の入…

展覧会『新・今日の作家展2021 日常の輪郭』

展覧会『新・今日の作家展2021 日常の輪郭』を鑑賞しての備忘録横浜市民ギャラリーにて、2021年9月18日~10月10日。 1階展示室1では百瀬文の映像作品4点、《To See Her on the Mountain》(2013)、《山羊を抱く/貧しき文法》(2016)、《Born to Die》(2020)、…