可能性 ある 島 の

芸術鑑賞の備忘録

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

音楽 Mark Forster, LEA『Drei Uhr Nachts』

Mark Forster, LEA『Drei Uhr Nachts』www.youtube.com "Drei Uhr Nachts" Es ist drei Uhr nachts, Ich ruf jeden an, den ich kenn, die ganzen Namen in meinem Handy. Ist noch irgendjemand wach? Ich bin allein hier drei Uhr nachts. Nur wenn ich s…

映画『カモン カモン』

映画『カモン カモン』を鑑賞しての備忘録2021年製作のアメリカ映画。108分。監督・脚本は、マイク・ミルズ(Mike Mills)。撮影は、ロビー・ライアン(Robbie Ryan)。美術は、ケイティ・バイロン(Katie Byron)。衣装は、カティナ・ダナバシス(Katina Danabassi…

映画『ベルイマン島にて』

映画『ベルイマン島にて』を鑑賞しての備忘録2021年製作のフランス・ベルギー・ドイツ・スウェーデン合作映画。113分。監督・脚本は、ミア・ハンセン=ラブ(Mia Hansen-Løve)。撮影は、ドニ・ルノワール(Denis Lenoir)。美術は、ミヒケル・ヴォルヘルィ(Mika…

展覧会『第25回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)』

展覧会『第25回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)』を鑑賞しての備忘録川崎市岡本太郎美術館にて、2022年2月19日~5月15日。 岡本太郎の精神を継承し、「自由な視点と発想で、現代社会に鋭いメッセージを突きつける作家を顕彰する」岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)…

映画『マリー・ミー』

映画『マリー・ミー』を鑑賞しての備忘録2022年製作のアメリカ映画。112分。監督は、カット・コイロ(Kat Coiro)。原作は、ボビー・クロスビー(Bobby Crosby)の漫画『Marry Me』。脚本は、ジョン・ロジャース(John Rogers)、タミー・セイガー(Tami Sagher)、…

展覧会 三輪洸旗個展『未来への響き』

展覧会『三輪洸旗「未来への響き」』を鑑賞しての備忘録GALLERY TAGA 2にて、2022年3月31日~4月25日。 峰をモティーフとした作品を中心に、22点の彫刻と絵画とで構成される、三輪洸旗の個展。 「山ひかり満ちて連なる」シリーズ(300mm×300mm)の3点は、いず…

映画『パリ13区』

映画『パリ13区』を鑑賞しての備忘録2021年製作のフランス映画。105分。監督は、ジャック・オーディアール(Jacques Audiard)。原作は、アドリアン・トミヌ(Adrian Tomine)の漫画『Les Intrus』。脚本は、ジャック・オーディアール(Jacques Audiard)、セリー…

展覧会『104 INTRODUCES』

展覧会『104 INTRODUCES』を鑑賞しての備忘録104GALERIEにて、2022年4月1日~30日。 アレックス・カネフスキー(Alex Kanevsky)2点、アネタ・カイザー(Aneta Kajzer)3点、メロラ・クーン(Melora Kuhn)1点、セルジュ・トマ(Sergiu Toma)1点、ヘレン・バーホー…

展覧会 内藤亜澄個展『Hobby horse in the frame』

展覧会『内藤亜澄展「Hobby horse in the frame」』を鑑賞しての備忘録ギャラリー椿にて、2022年4月9日~23日。 会場の床に、バスケットボールのセンターラインをイメージさせる、直線と円弧とを表わし、手前側の"Hobby horse"と奥側の"in the frame"とに分…

展覧会 大野綾子個展『「みどりは草の色カマキリの色」by KAYOKO YUKI』

展覧会『大野綾子「みどりは草の色カマキリの色」by KAYOKO YUKI』を鑑賞しての備忘録CADAN有楽町にて、2022年4月5日~24日。 主に深岩石で制作された彫刻4点で構成される、大野綾子の個展。 《みどりは草の色カマキリの色 a》(1950mm×660mm×1575mm)は、中心…

展覧会 平手個展『拳に綿を詰める』

展覧会『第23回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者個展 平手展「拳に綿を詰める」』を鑑賞しての備忘録ガーディアン・ガーデンにて、2022年4月12日~5月21日。 人間の着ぐるみ(人の形をした、衣装のように着脱可能な人形)と、それらと作者らとのやり…

映画『やがて海へと届く』

映画『やがて海へと届く』を鑑賞しての備忘録2022年製作の日本映画。126分。監督は、中川龍太郎。原作は、彩瀬まるの小説『やがて海へと届く』。脚本は、中川龍太郎と梅原英司。撮影は、大内泰。照明は、神野宏賢。録音は、西正義。美術は、松永桂子。装飾は…

展覧会 朴栖甫個展

展覧会『朴栖甫展』を鑑賞しての備忘録東京画廊+BTAPにて、2022年3月26日~5月7日。 キャンヴァスに韓紙を用いて立体的な線条を繰り返し表わす「後期描法」シリーズ絵画13点とそのエスキース1点とで構成される、朴栖甫(박서보)の個展。 《Ecriture No.101012…

映画『ハッチング 孵化』

映画『ハッチング 孵化』を鑑賞しての備忘録2021年製作のフィンランド映画。91分。監督は、ハンナ・ベルイホルム(Hanna Bergholm)。脚本は、イリヤ・ラウチ(Ilja Rautsi)。撮影は、ヤルッコ・T・ ライネ(Jarkko T. Laine)。美術は、パイビ・ケットゥネン(Päi…

展覧会『万物資生|中村裕太は、資生堂と を調合する』

展覧会『万物資生|中村裕太は、資生堂と を調合する』を鑑賞しての備忘録資生堂ギャラリーにて、2022年2月26日~5月29日。 1872年、銀座に創業した洋風調剤薬局資生堂の社名は、『易経』の「至哉坤元 万物資生」に由来する。美術家の中村裕太が、資生堂の企…

展覧会『ミロ展 日本を夢みて』

展覧会『ミロ展 日本を夢みて』を鑑賞しての備忘録Bunkamura ザ・ミュージアムにて、2022年2月11日~4月17日。 ジョアン・ミロ(Joan Miró)を、日本との関わりの観点で紹介する企画。ジャポニスム(主に浮世絵)の影響を紹介する「Ⅰ:日本好きのミロ」(13点。…

映画『アネット』

映画『アネット』を鑑賞しての備忘録2020年製作のフランス・ドイツ・ベルギー・日本・メキシコ合作映画。140分。監督は、レオス・カラックス(Leos Carax)。原案・音楽は、ロン・メイル(Ron Mael)とラッセル・メイル(Russell Mael)。撮影は、カロリーヌ・シャ…

映画『連鎖』

映画『連鎖』を鑑賞しての備忘録2020年製作の韓国映画。107分。監督・脚本は、キム・ジョンシク(김정식)。撮影は、カン・クッキョン(강국현)。美術は、イ・ミニ(이민희)。編集は、シン・ミンギョン(신민경)。音楽は、イム・ミヒョン(임미현)。原題は、"돌멩…

展覧会 井上七海個展『Maybe so, maybe not』

展覧会『井上七海「Maybe so, maybe not」』を鑑賞しての備忘録KOTARO NUKAGA(天王洲)にて、2022年3月5日~4月16日。 青の細い線を縦横に引き連ねることで生まれる方眼紙のような絵画「スフ」シリーズを中心とした、井上七海の個展。 絵画「スフ」シリーズ…

展覧会 糸川ゆりえ個展『Moment』

展覧会『糸川ゆりえ「Moment」』を鑑賞しての備忘録児玉画廊にて、2022年3月5日~4月9日。 糸川ゆりえの絵画展。 《Forest》(1940mm×1303mm)は、鬱蒼とした茂みの中を、やや俯いた女性が腕を組み歩く姿を捉えた作品。黄色いセーターと青いスカートとを身につ…

展覧会 遠藤利克個展

展覧会『遠藤利克』を鑑賞しての備忘録SCAI THE BATHHOUSEにて、2022年3月8日~5月14日。 中央の床に設置された、燃やされて真っ黒く焼け焦げた木製の直方体《空洞説―鏡像の柩》と、それを見下ろすように壁に設置された鉛の直方体の箱《空洞説―鉛の柩》とを…

映画『英雄の証明』

映画『英雄の証明』を緩衝しての備忘録2021年製作のイラン・フランス合作映画。127分。監督・脚本は、アスガー・ファルハディ(اصغر فرهادی)。撮影は、アリ・ガーズィ(علی قاضی)。美術は、メーディ・ムサビ(مهدی موسوی)。衣装は、ネガル・ネマティ(نگارنعمتی)…

映画『女子高生に殺されたい』

映画『女子高生に殺されたい』を鑑賞しての備忘録2022年製作の日本映画。110分。監督・脚本は、城定秀夫。原作は、古屋兎丸の漫画『女子高生に殺されたい』。撮影は、相馬大輔。照明は、佐藤浩太。録音は、竹内久史。美術は、黒羽陽子。ヘアメイクは、内城千…

展覧会 渡辺豪個展『所在について』

展覧会『渡辺豪個展「所在について」』を鑑賞しての備忘録ANOMALYにて、2022年3月5日~4月2日。 写真作品「積み上げられた本」シリーズ5点と、映像作品3点で構成される、渡辺豪の個展。 写真作品「積み上げられた本」シリーズ(各1215mm×730mm)は、作家が所蔵…

映画『TITANE チタン』

映画『TITANE チタン』を鑑賞しての備忘録2021年製作のフランス・ベルギー合作映画。108分。監督・脚本は、ジュリア・デュクルノー(Julia Ducournau)。撮影は、ルーベン・インペンス(Ruben Impens)。美術は、ローリー・コールソン(Laurie Colson)。衣装は、…