2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧
展覧会『小山真由子・佐々木成美・中嶋典宏「B.C.|A.D.」』を鑑賞しての備忘録HIGURE 17-15 casにて、2023年11月18日~29日。 小山真由子(3点)・佐々木成美(2点)・中嶋典宏(10点)の絵画(全15点)を、古代ローマの大理石のトルソー、古代エジプトのガ…
展覧会『大場さや「透地(とうち) - transparent ground」』を鑑賞しての備忘録藍画廊にて、2023年11月27日~12月2日。 主にガラスを素材として地表を記録する作品で構成される、大場さやの個展。 《透明の地面》は、地面を「ホールケーキ」のような高さ十…
展覧会『夏目麻麦「誤差熱」』を鑑賞しての備忘録ギャラリー椿にて、2023年11月18日~12月2日。 油彩画7点、パステル画1点、版画「minaimi」シリーズ10点で構成される、夏目麻麦の個展。 人物をモティーフとした作品に以下3点がある。《エキス》(333mm×242mm…
展覧会『井上光太郎・植田陽貴・森田晶子「眩しい影」』を鑑賞しての備忘録新宿眼科画廊〔スペースM〕にて、2023年11月17日~29日。 井上光太郎(4点)、植田陽貴(7点)、森田晶子(6点)の絵画(全17点)を紹介する企画。 井上光太郎《夢を見ているのは誰…
展覧会『蔡云逸「Fall in the realms of Light」』を鑑賞しての備忘録KATSUYA SUSUKI GALLERYでにて、2023年11月11日~26日。 蔡云逸の絵画展。 冒頭を飾る《portrait of Red Dragon》(346mm×280mm)は青年の胸像。金子國義と舟越桂とを足して2で割ったような…
展覧会『ロザリンド・ナシャシビ「Infinity Pool」』を鑑賞しての備忘録タカ・イシイギャラリーにて、2023年10月31日~11月25日。 絵画10点で構成される、ロザリンド・ナシャシビ(Rosalind Nashashibi)の個展。 展覧会に冠された「インフィニティ・プール(in…
映画『コーポ・ア・コーポ』を鑑賞しての備忘録2023年製作の日本映画。97分。監督は、仁同正明。原作は、岩浪れんじの漫画『コーポ・ア・コーポ』脚本は、近藤一彦。撮影は、山本英夫。照明は、小野晃。録音は、丹雄二。音響効果は、丹雄二。美術は、小林慎…
展覧会『榮村莉玖「CONNECTION」』を鑑賞しての備忘録新宿眼科画廊〔スペースE〕にて、2023年11月17日~22日。 屋内を多視点の組み合わせで描いたと思しき絵画3点(各1455mm×970mm)で構成される、榮村莉玖の個展。二畳間ほどの空間の3つの壁面に1点ずつ作品が…
映画『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』を鑑賞しての備忘録2022年製作のアメリカ映画。106分。監督・脚本は、アナ・リリー・アミールポアー(Ana Lily Amirpour)。撮影は、パベウ・ポゴジェルスキ(Pawel Pogorzelski)。美術は、ブランドン・トナー=コ…
展覧会『第8回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展 大賞受賞作家 ささきなつみ展』を鑑賞しての備忘録UNPEL GALLERYにて、2023年11月4日~26日。 動植物と人体が融合したような「リンジン」など、架空生物をモティーフとした絵画・テラコッタで構成される、ささ…
映画『春画先生』を鑑賞しての備忘録2023年製作の日本映画。114分。監督・原作・脚本は塩田明彦。撮影は、芦澤明子。照明は、永田英則。録音は、郡弘道。美術は、安宅紀史。装飾は、山本直輝。スクリプターは、柳沼由加里。衣装デザインは、小川久美子。衣装…
映画『花腐し』を鑑賞しての備忘録2023年製作の日本映画。137分。監督は、荒井晴彦。原作は、松浦寿輝の小説『花腐し』。脚本は、荒井晴彦と中野太。撮影は、川上皓市と新家子美穂。照明は、佐藤宗史と川井稔。録音は、深田晃。美術は、原田恭明。装飾は、寺…
展覧会『版画家生活二十周年記念 重野克明新作展「或る未亡人の版画コレクション」』を鑑賞しての備忘録日本橋髙島屋本館6階美術画廊Xにて、2023年11月1日~20日。 版画家Sが、生前、妻に対して、鳩サブレーの黄色い缶いっぱいに詰めて遺した版画や素描を展…
展覧会『南谷理加「黙劇」』を鑑賞しての備忘録小山登美夫ギャラリー六本木にて、2023年10月28日~11月18日。 絵画18点で構成される、南谷理加の個展。戯画のような顔を持つ、巨大な掌や長く引き伸ばされた脚などデフォルメされた人物の奇矯なポーズが目に焼…
展覧会『西澤徹夫「偶然は用意のあるところに」』を鑑賞しての備忘録TOTOギャラリー・間にて、2023年9月14日~11月26日。 京都市京セラ美術館、八戸市美術館、東京国立近代美術館など国公立美術館の設計や改修、展覧会の会場構成に携わってきた建築家・西澤…
映画『正欲』を鑑賞しての備忘録2023年製作の日本映画。134分。監督・編集は、岸善幸。原作は、朝井リョウの小説『正欲』。脚本は、港岳彦。撮影は、夏海光造。照明は、高坂俊秀。録音は、森英司。音響効果は、大塚智子。美術は、井上心平。衣装は、宮本まさ…
展覧会『伊津野雄二』を鑑賞しての備忘録ギャラリー椿にて、2023年10月28日~11月11日。 高さ110cmに及ぶ松材の仮面《現在〈マスク〉》の他、女性をモティーフとした木彫とテラコッタ全16点で構成される、伊津野雄二の個展。 《マーテル オムニウム》(130mm×…
展覧会『共振する風景』を鑑賞しての備忘録駒込倉庫にて、2023年10月21日~11月12日。 大野綾子の石彫、鈴木のぞみ写真、福本健一郎の絵画、Mrs. Yukiの絵画で構成される展覧会。 鈴木のぞみの《Monologueof the Light: 木製の柵の節穴から 埼玉》(203mm×254…
映画『蟻の王』を鑑賞しての備忘録2022年製作のイタリア映画。140分。監督は、ジャンニ・アメリオ(Gianni Amelio)。脚本は、ジャンニ・アメリオ(Gianni Amelio)、エドアルド・ペッティ(Edoardo Petti)、フェデリコ・ファーヴァ(Federico Fava)。撮影は、ルア…
展覧会『西村藍展「Revolving Stage」』を鑑賞しての備忘録ギャルリー東京ユマニテにて、2023年11月6日~11日。 女性、月、布、伽藍堂をモティーフとする、「シェイクスピアの言葉『人生は演劇である』になぞらえ」た「演劇の一幕のような作品」15点(8号以…
映画『人生は、美しい』を鑑賞しての備忘録2022年製作の韓国映画。123分。監督は、チェ・グクヒ(최국희)。脚本は、ペ・セヨン(배세영)。撮影は、バク・ユンスク(백윤석)。美術は、ソン・ミンジョン(손민정)。編集は、ヤン・ジンモ(양진모)。音楽は、キム・ジ…
展覧会『石川真生「私に何ができるか」』を鑑賞しての備忘録東京オペラシティ アートギャラリーにて、2023年10月13日~12月24日。 沖縄を拠点に、旧日本軍、自衛隊、米軍に関わりのある人物や出来事を取材し、国内外を問わず精力的な撮影を行う石川真生の個…
映画『私がやりました』を鑑賞しての備忘録2023年製作のフランス映画。監督・脚本は、フランソワ・オゾン(François Ozon)。原作は、ジョルジュ・ベール(Georges Berr)とルイ・ヴェルヌイユ(Louis Verneuil)の戯曲"Mon crime !…"。撮影は、マニュエル・ダコッ…
展覧会『Eiji Miwa「RuminatioN」』を鑑賞しての備忘録(hIDE) GALLERYにて、2023年10月28日~11月12日。 肖像画あるいはそれに類する作品5点と、パーティーないし会食に集う人々を描いた作品4点とで構成される、三輪瑛士の絵画展。描き込んだように見える複…
展覧会『浅葉雅子展』を鑑賞しての備忘録コバヤシ画廊にて、2023年10月30日~11月4日。 老若の女性像の中に春画を取り入れた絵画5点など7点で構成される、浅葉雅子の個展。事務室にも11点を展示。 《Let Go》(1303mm×970mm)は、銀箔の画面に、頭に壺を載せた…
映画『理想郷』を鑑賞しての備忘録2022年製作のスペイン・フランス合作映画。138分。監督は、ロドリゴ・ソロゴイェン(Rodrigo Sorogoyen)。脚本は、ロドリゴ・ソロゴイェン(Rodrigo Sorogoyen)とイサベル・ペーニャ(Isabel Peña)。撮影は、アレハンドロ・デ…
展覧会『山田渓樹個展「変容」』を鑑賞しての備忘録GALLERY b.TOKYOにて、2023年10月30日~11月4日。 モノクロームのテディベアをモティーフとした版画(リトグラフとモノタイプ)・立体作品・インスタレーションで構成される、山田渓樹の個展。 テディベア…
展覧会『深田桃子個展「吹けばとぶ。」』を鑑賞しての備忘録工房親にて、2023年10月21日~11月11日。 太い輪郭線で表わしたモティーフをいくつかのパーツに分け、各部を1色で塗り潰した、色数を抑えた絵画8点で構成される、深田桃子の個展。 《ストレッチ》(…
映画『月』を鑑賞しての備忘録2023年製作の日本映画。144分。監督・脚本は、石井裕也原作は、辺見庸の小説『月』。企画は、河村光庸。撮影は、鎌苅洋一。照明は、長田達也。録音は、高須賀健吾。美術は、原田満生。装飾は、石上淳一。衣装は、宮本まさ江。ヘ…
展覧会『大久保如彌「不確かな家、透明なからだ」』を鑑賞しての備忘録GALLERY MoMo Ryogokuにて、2023年10月14日~11月18日。 家に囚われた女性をテーマとした絵画と立体作品とで構成される、大久保如彌の個展。 《Living in the Closely Glazed Space》(13…