展覧会
展覧会『吉田花子展』を鑑賞しての備忘録Gallery Qにて、2025年9月1日~13日。 扉をモティーフとした「Doors」シリーズで構成される、吉田花子の絵画展。
展覧会『レア・エンベリ「Venus is the hottest planet」』を鑑賞しての備忘録下北沢アーツにて、2025年8月22日~9月7日。 女性美の象徴として表現されてきた女神ヴィーナス(ウェヌス)[Venus]を中心に、土偶を加味しつつ制作された絵画と磁器とで構成され…
展覧会『Future Echoes | フューチャーエコー』を鑑賞しての備忘録nca | nichido contemporary artにて、2025年7月26日~9月13日。 ブスイ・アジョウ[บู้ซือ อาจอ/Busui Ajaw]、井上亜美、クリスタル・ルパ[Crystal Lupa/呂紹瑜]、ワンゲシ・ムトゥ[Wangechi…
展覧会『髙柳恵里「場所と大きさ」』を鑑賞しての備忘録藍画廊にて、2025年9月1日~13日。 段ボール箱の上に置いた化粧箱や角皿に載せたチーズを撮影した写真、柱とロッカーを描いたドローイング、壁に貼った板やガムテープ、簡易ベッドなどで構成される、髙…
展覧会『中村萌「connect connect」』を鑑賞しての備忘録ポーラ ミュージアム アネックスにて、2025年8月19日9月28日。 赤子のような顔とずんぐりした体型の森や山の精霊のようなキャラクターを象った楠材の彫刻7点とそのエスキースのドローイング6点で構成…
展覧会『萩原亜美「Dissolution of Boundaries」』を鑑賞しての備忘録REIJINSHA GALLERYにて、2025年8月22日~9月5日。 洋画を1つのイメージで、あるいは漫画の齣のように複数のイメージで提示するような絵画で構成される、萩原亜美の個展。 《Uncleared Tab…
展覧会『佐藤T個展「灰になっても」』を鑑賞しての備忘録八犬堂ギャラリーにて、2025年8月23日~30日。 血を思わせる涙や飛沫、何者かの影、傾いた構図などにより不穏な雰囲気を纏う絵画で構成される、佐藤Tの個展。 アクリルガッシュと色鉛筆による《夢想》…
展覧会『富永華苗「魔術の百科事典」』を鑑賞しての備忘録Gallery KIDO Pressにて、2025年7月19日~8月31日。 富永華苗の絵画展。 《P.C.の研究―スカルの像》(333mm×242mm)は、卓上に置かれた本やボートを漕ぐ人形などを表わした作品。緑の表紙で天金加工の…
展覧会『アール・ブリュット ゼン&ナウ Vol.4 未知なる世界と出会う―英国アール・ブリュット作家の現在』を鑑賞しての備忘録 ジェニファー・ギルバート[Jennifer Gilbert]のキュレーションにより11名の英国の美術家を紹介する企画。 展示室1では、モノクロ…
展覧会『飯島暉子・安原千夏「マジックアワー」』を鑑賞しての備忘録横浜市民ギャラリーあざみ野にて、2025年8月13日~2025年8月24日。 飯島暉子と安原千夏の二人展。 安原千夏《Accordion time》は日常的な景観を捉えた写真に言葉を添えてスライドショーの…
展覧会『平松麻「Inner Existence」』を鑑賞しての備忘録104GALERIEにて、2025年7月12日~8月23日。 平松麻の絵画展。 《IN/OUT 03 <Wind>》(530mm×450mm)の深緑と緑とで左右を塗り分けた画面中心やや左寄りには縦に朱線が引かれている。その線は画面上部の途中か</wind>…
展覧会『Tajika「Catch Your Heart」』を鑑賞しての備忘録日本橋N11ギャラリーにて、2025年8月2日~22日。 愛憎の葛藤をテーマとした絵画で構成される、Tajikaの個展。 表題作《Catch Your Heart》(333mm×242mm)は、何かを握りつぶす左手を青い闇に浮かび上…
展覧会『立体の人々』を鑑賞しての備忘録Bunkamura Gallery 8/にて、2025年8月2日~17日。 指跡の残る歪な小片を重ねて造型した陶彫の新井浩太、漫画的な面白さを含んだ素朴な木彫の翁素曼、眠る女性に想いを託すガラス彫刻の小田橋昌代、近未来を舞台にした…
展覧会『興梠優護「XX」』を鑑賞しての備忘録Bankrobber LABO Shibuya Tokyoにて、2025年8月1日~18日。 肖像画10点で構成される、興梠優護の個展。 《/ 152》(455mm×333mm)は、灰色がかったセピア調の画面に目を瞑って顎をあげる、ヴェールを被った女性の顔…
展覧会『髙野詩音「Whispers」』を鑑賞しての備忘録GALLERY ROOM・Aにて、2025年7月19日~8月17日。 髙野詩音の絵画展。 《slug》(727mm×910mm)は、何かを抱えるようにして俯せに眠る少女の上半身を描いた作品。画面の中央左寄りに目を伏せた少女の顔がある…
展覧会『Yamanaka Yukino「Eclipse」』を鑑賞しての備忘録PARCO MUSEUM TOKYOにて、2025年8月1日~18日。 付け爪と引き延ばされた指とを特徴とする手を翳すことで出来た影により隈取り的効果を与えられた女性の顔を描いた作品を中心に13点の絵画で構成される…
展覧会『ソー・ユ・ノウェ、樫木知子』を鑑賞しての備忘録オオタファインアーツにて、2025年7月5日~8月16日。 女性と植物などが融合した異形の存在を表した焼物を手掛けるソー・ユ・ノウェ[စိုးယုနွယ်/Soe Yu Nwe]と、忘我により他界へと吸い込まれる人物を…
展覧会『コ・スンヨン「Omnibus」』を鑑賞しての備忘録MEDEL GALLERY SHUにて、2025年8月1日~13日。 映像とともに構成される日常の光景を絵画に落とし込む、コ・スンヨン[고승연]の個展。絵画と陶器とで構成される。 《Selfie (2)》(413mm×315mm)の画面右上…
展覧会『佐藤絵莉香・福原優太二人展「SPOT」』を鑑賞しての備忘録下北沢アーツにて、2025年7月26日~8月11日。 卑近な光景のゲニウス・ロキ[genius loci]と自らの印象とを動物などの姿に仮託して描く佐藤絵莉香と、自動車の車窓越しの眺めなど流れる景観か…
展覧会『第38回大学日本画展 間―現れる景 東京藝術大学日本画博士課程3人展』を鑑賞しての備忘録UNPEL GALLERYにて、2025年7月26日~8月10日。 東京藝術大学大学院美術研究科日本画博士課程に在学中の佐藤八弘、栁沼花音、林銘君の三人展。 佐藤八弘《浮遊の…
展覧会『大久保紗也「その蛇は / Is that snake」』を鑑賞しての備忘録WAITINGROOMにて、2025年7月12日~8月10日。 中世の説話集『古今著聞集』に伝わる、古い薬師堂の改修の際に大釘に打たれたまま大きな蛇が生きていたというエピソードに、モティーフを画…
展覧会『大人倫菜個展「Solitaire in Dreams」』を鑑賞しての備忘録Art Space 銀河101にて、2025年8月1日~8月8日。 色についての物理学的な事実を把握しつつ白黒の環境で生活してきたマリーが初めて色を眼にするときに何が起こるのかという、フランク・ジャ…
展覧会『服部圭能個展「故郷へのメヌエット」』を鑑賞しての備忘録GALLERY b.TOKYOにて、2025年7月28日~8月2日。 海をモティーフとする作品を中心に、対象との距離を感じさせる絵画で構成される、服部圭能の個展。 地下にあるギャラリーに向かい階段を下る…
展覧会『林於思「如是我聞」』を鑑賞しての備忘録東京画廊+BTAPにて、2025年7月5日~8月9日。 景観の中に人物や生き物を配した水墨画「幻友[图帕]」シリーズ11点、水滸伝をモティーフにした戯画的な「水滸[水浒]」シリーズ6点、動物をモティーフとした白描…
展覧会『「時代に生きよ、時代を超えよ」―川口黎爾の直視』(後期)を鑑賞しての備忘録慶應義塾大学アート・センターにて、2025年7月9日~8月8日。 川口黎爾の蒐集品から、アントニ・タピエス[Antoni Tàpies]、スタンリー・ブラウン[Stanley Brouwn]、イミ・…
展覧会『無音 silence』を鑑賞しての備忘録ギャラリー小柳にて、2025年6月28日~8月9日。 ミヒャエル・ボレマンス[Michaël Borremans]によるトルソを抱えた女性の無言劇《Taking Turns》、五十嵐大地による卓上の食器や衣服をモティーフとした静物画、青柳龍…
展覧会『渡辺綾香展』を鑑賞しての備忘録JINEN GALLERYにて、2025年7月29日~8月3日。 路地の片隅、集合住宅の一隅、公園の遊具など、人のいない住宅地を捉えた絵画で構成される、渡辺綾香の個展。 《カラーコーン》(273mm×190mm)は、夜の住宅街に立つ電信柱…
展覧会『三瓶玲奈「Echoes After Light」』を鑑賞しての備忘録MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERYにて、2025年7月23日~8月4日。 日常的景観をモティーフに、認識・記憶とイメージ形成とを探究する三瓶玲奈の絵画展。 《瞬間と構造》(500mm×606mm)は、右あるい…
展覧会『桑原理早展「姿は彼方から」』を鑑賞しての備忘録ギャラリーなつかにて、2025年7月22日~8月2日。 女性の身体を墨で描いた薄手の和紙(薄美濃紙・典具帖紙)を和紙壁紙に複数貼り付け、また念紙によるイメージの転写を用いることで、回転や落下とい…
展覧会『新世代への視点 2025 飯島暉子展「微熱/Slight fever」』を鑑賞しての備忘録藍画廊にて、2025年7月21日~8月2日。 体温で溶けた石鹸、折れ目に色鉛筆を塗り付けた新聞紙、積み重ねた葉書など、わずかな手付きで日用品を作品として起ち上げようとする…