2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
展覧会『竹内公太「Body is not Antibody」』を鑑賞しての備忘録SNOW Contemporaryにて、2020年7月18日~8月14日。 《エビデンス》は、交通誘導の警備員が手にしている赤色誘導灯を用いて暗闇でアルファベットなどの文字を描いた様子を、長時間露光により撮…
映画『ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書』を鑑賞しての備忘録2019年製作のアメリカ映画。78分。監督・脚本は、カレン・メイン(Karen Maine)。撮影は、トッド・アントニオ・ソモデビーリャ(Todd Antonio Somodevilla)。編集は、ジェニファ…
展覧会『トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2020成果発表展「デイジーチェーン」第1期』を鑑賞しての備忘録トーキョーアーツアンドスペース本郷にて、2020年7月4日~8月10日。 2019年度にトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)のレジデンス・プログ…
展覧会『川邊真生個展「Umwelt」』を鑑賞しての備忘録OGU MAGにて、2020年7月21日~26日。 川邊真生の絵画展。 "Umwelt"とは、一般に「環境」を意味するドイツ語だが、ヤーコプ・フォン・ユクスキュルによれば、ある主体が、そのまわりに存在する環境(Umgebu…
展覧会『アイムヒア プロジェクト|渡辺篤「修復のモニュメント」』を鑑賞しての備忘録BankART SILKにて、2020年2月21日~7月26日。※当初会期は3月15日まで。3月1日~5月31日は休止。 渡辺篤が当事者とともに孤立者の存在や声を発信する「アイムヒア プロジ…
展覧会『佐藤T個展「いつかまた会えると思っていた」』を鑑賞しての備忘録みうらじろうギャラリーにて、2020年7月18日~8月2日。 様々なシチュエーションの単身の女性を描いた作品のみで構成される、佐藤Tの絵画展。 「いつかまた会えると思っていた」という…
展覧会『サンドラ・シント展「コズミック・ガーデン」』を鑑賞しての備忘録銀座メゾンエルメス フォーラムにて、2020年2月11日~7月31日。 サンパウロを拠点に活動するサンドラ・シントのインスタレーション。 会場のある銀座メゾンエルメスはレンゾ・ピアノ…
展覧会『Chim↑Pom個展「May, 2020, Tokyo / A Drunk Pandemic」』ANOMALYにて、2020年6月27日~7月22日。 緊急事態宣言下の東京に設置した、サイアノタイプの感光液を塗布して「TOKYO 2020」や「新しい生活様式」と記した看板(実物と設置状況を撮影した写真…
展覧会『第22回写真「1_WALL」展』を鑑賞しての備忘録ガーディアン・ガーデンにて、2020年7月7日~8月6日。 個展開催権をかけた公募展のファイナリスト6名によるグループ展。 薛大勇《私はこうして見つかった》迷彩服を身につけ顔にもペイントを施した作者が…
展覧会『長田奈緒「大したことではない(なにか)」』を鑑賞しての備忘録Maki Fine Artsにて、2020年7月11日~8月2日。 サイズ違いのamazonの段ボール箱がいくつか床に置かれている。ガムテープを剥がした跡があり開梱済みのものだろう。壁面には何が貼られ…
映画『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』を鑑賞しての備忘録2018年製作のスウェーデン映画。97分。監督は、ツバ・ノボトニー(Tuva Novotny)。原作は、フレドリック・バックマン(Fredrik Backman)の小説『ブリット=マリーはここにいた(Britt-Marie var h…
展覧会『堀聖史「まなざし仮面」』を鑑賞しての備忘録Bambinart Galleryにて、2020年7月11日~26日。 堀聖史の絵画展。 《夢を見せる》では、画面下部に白い裸身を晒す女性が横たわっている。その足にネコらしき動物が飛びついている。女性の視線の先には、…
映画『パブリック 図書館の奇跡』を鑑賞しての備忘録2018年製作のアメリカ映画。119分。監督・脚本は、エミリオ・エステベス(Emilio Estevez)。撮影は、フアン・ミゲル・アスピロス(Juan Miguel Azpiroz)。編集は、リチャード・チュウ(Richard Chew)。原題は…
展覧会『リーラ・ショーブル「Subsequence Landscape」』を鑑賞しての備忘録KOTARO NUKAGAにて、2020年6月2日~7月4日。 アマゾンの自然をテーマにした写真シリーズ「Growing in the Dark」と映像作品《SignalⅡ》、北極の風景をテーマにした写真シリーズ「No…
映画『グッド・ワイフ』を鑑賞しての備忘録2018年製作のメキシコ映画。100分。監督・脚本は、アレハンドラ・マルケス・アベヤ(Alejandra Márquez Abella)。原案は、グアダルーペ・ロアエサ(Guadalupe Loaeza)の小説"Las niñas bien"。撮影は、ダニエラ・ルド…
展覧会『内田麗奈「クロマニヨンの夢」』西武百貨店渋谷店オルタナティブスペースにて、2020年6月27日~7月12日。 ベロア地に描いた絵画をカーテンに仕立てた作品3点を中心とする内田麗奈の個展。 光沢のある厚手のベロア地に描き込まれているものが何かを明…
展覧会『東山詩織個展「simple bed」』を鑑賞しての備忘録Token Art Centerにて、2020年6月6日~7月12日。 東山詩織の絵画展。 メインヴィジュアルに採用されているのは《simple bed》という作品。街路樹というよりは垣根だろうか。トピアリーらしき幾何学的…
映画『WAVES ウェイブス』を鑑賞しての備忘録2019年製作のアメリカ映画。135分。監督・脚本は、トレイ・エドワード・シュルツ(Trey Edward Shults)。撮影は、ドリュー・ダニエルズ(Drew Daniels)。編集は、アイザック・ハギー(Isaac Hagy)とトレイ・エドワー…
展覧会『佐藤允「Øth(Zeroth)」』を鑑賞しての備忘録KOSAKU KANECHIKAにて、2020年6月6日~7月11日。 佐藤允の絵画展。 メインヴィジュアルに採用されている《森の掟》は、木の幹や葉、草叢なども描かれ、緑が主たる色彩となっているため、一見するとタイト…
映画『透明人間』を鑑賞しての備忘録2020年製作のアメリカ映画。122分。監督・原案・脚本は、リー・ワネル(Leigh Whannell)。撮影は、ステファン・ダスキオ(Stefan Duscio)。編集は、アンディ・キャニー(Andy Canny)。原題は、"The Invisible Man"。 光学技…
展覧会『結香の会展』を鑑賞しての備忘録藤屋画廊にて、2020年6月28日~7月7日。 大石真里江と松原由加子による「結香(むすびき)の会」の絵画展。もともと2020年4月1日~6日に予定されていた展覧会を再開したもの。そのため、藤屋ビル1階のショーウィンド…
映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』を鑑賞しての備忘録2019年製作のアメリカ映画。92分。監督・脚本は、ウッディ・アレン(Woody Allen)。撮影は、ビットリオ・ストラーロ(Vittorio Storaro)。編集は、アリサ・レプセルター(Alisa Lepselter)。原題は…
展覧会『寺田真由美「天視 Another Angle」』を鑑賞しての備忘録Gallery OUT of PLACE TOKIOにて、2020年6月19日~7月19日。 自作の模型越しに見える風景写真を撮影した作品で構成される、寺田真由美の個展。 灯りのない部屋には大きな窓が穿たれいて、そこ…
展覧会『田中偉一郎連載個展4th「芸術の果て ノンパワースポット」』を鑑賞しての備忘録TS4312にて、 2020年7月3日~26日。 会場中央の台の上には、銀色の小さな銘板が50枚、整然と並べられている。それぞれに「ノンパワースポット」、1から50までのいずれか…
映画『アンチグラビティ』を鑑賞しての備忘録2019年製作のロシア映画。111分。監督は、ニキータ・アルグノフ(Никита Аргунов)。脚本は、ニキータ・アルグノフ(Никита Аргунов)、アレクセイ・グラビツキー(Алексей Гравицкий)、ティモフィー・デキン(Тимофей …
展覧会『青木美紅初個展「zoe」』を鑑賞しての備忘録BLOCK HOUSEにて、2020年6月21日~27日。 18歳のとき、母への何気ない質問から、自らが長い不妊治療の末に人工授精で生まれたことを知り、以後「人の手が加えられた生命」をテーマに活動している青木美紅…
映画『MOTHER マザー』を鑑賞しての備忘録2020年製作の日本映画。126分。監督は、大森立嗣。脚本は、大森立嗣と港岳彦。撮影は、辻智彦。編集は、早野亮。 東京郊外のベッドタウン。向かい側の台地上には団地が聳え立ち、家並みが谷を埋めている。急な坂を一…
展覧会『中野由紀子展「あのときは散歩をしていた」』を鑑賞しての備忘録藍画廊にて、2020年6月22日~27日。 中野由紀子の絵画展。複数の層(レイヤー)を重ねて表された風景画の展示。 《雑草の生えた空き地》は、画面下半分には濃い緑による木々の表現。樹…