展覧会
展覧会『山田渓樹個展「変容」』を鑑賞しての備忘録GALLERY b.TOKYOにて、2023年10月30日~11月4日。 モノクロームのテディベアをモティーフとした版画(リトグラフとモノタイプ)・立体作品・インスタレーションで構成される、山田渓樹の個展。 テディベア…
展覧会『深田桃子個展「吹けばとぶ。」』を鑑賞しての備忘録工房親にて、2023年10月21日~11月11日。 太い輪郭線で表わしたモティーフをいくつかのパーツに分け、各部を1色で塗り潰した、色数を抑えた絵画8点で構成される、深田桃子の個展。 《ストレッチ》(…
展覧会『大久保如彌「不確かな家、透明なからだ」』を鑑賞しての備忘録GALLERY MoMo Ryogokuにて、2023年10月14日~11月18日。 家に囚われた女性をテーマとした絵画と立体作品とで構成される、大久保如彌の個展。 《Living in the Closely Glazed Space》(13…
展覧会『中村桃子個展「nestle」』を鑑賞しての備忘録Lurf MUSEUMにて、2023年10月5日~30日。 女性や植物をモティーフとした絵画と焼き物とで構成される、中村桃子の個展。2階ではキャンヴァスに描いた作品と焼き物(27点)を、1階のカフェでは紙に描いた作…
展覧会『雨宮庸介個展「雨宮宮雨と以」』を鑑賞しての備忘録BUGにて、2023年9月20日~10月30日。 生涯唯一のパフォーマンス作品と位置付ける、公演時期未定のについてのレクチャーパフォーマンス《For the Swan Song A》と、《The Swan Song A》に連なる既発…
展覧会『大野智史「咲いては消える花々と 酔蜜の匂いと ぬるい裸足。」』を鑑賞しての備忘録小山登美夫ギャラリー天王洲にて、2023年10月7日~11月4日(当初会期10月28日までを延長)。 密林と音楽をモティーフとした作品など5点で構成される、大野智史の個…
展覧会『平丸陽子「呼吸 / breath」』を鑑賞しての備忘録WALLS TOKYOにて、2023年10月19日~11月4日。 方形に近い筆触の繰り返しによる絵肌の油彩画を中心にとした、平丸陽子の個展。 《朝日》(727mm×900mm)は、赤みがかったオレンジの網が何枚か、上から下…
展覧会『中島瑞貴展』を鑑賞しての備忘録GALLERY b.TOKYOにて、2023年10月23日~28日。 手ずから作成した出ヶ原和紙に刷った木版画8点と別の和紙に刷った木版画1点、ドローイング作品11点の全20点で構成される、中島瑞貴の個展。 自分の顔よりも大きなパンを…
展覧会『石元泰博』を鑑賞しての備忘録東京画廊+BTAPにて、2023年10月7日~11月11日。 石元泰博(1921-2012)の写真展。都市の景観、ヌード、紙や木の葉などをモティーフとしたモノクローム作品15点に、桂離宮で撮影したカラー作品2点を加えた17点を展観。 冒…
展覧会『コラボレーション:岡本敦生+野田裕示』を鑑賞しての備忘録ギャルリー東京ユマニテにて、2023年10月10日~28日。 岡本敦生が絵を描くことを想定して様々な形に切り出した白御影石に、野田裕示がアクリル絵具で絵画を描いた合作「Collaboration 2023…
展覧会『藝大アーツイン丸の内2023 三菱地所賞受賞記念展示』を鑑賞しての備忘録丸ビル マルキューブにて、2023年10月16日~22日。 三菱地所賞の美術部門受賞者の作品を展観。小坂初穂(油画)は闇に落ちる火の玉を捉えた映像作品《Gienah》を、黒瀧舞衣(彫…
展覧会『杉本博司「本歌取り 東下り」』(後期)を鑑賞しての備忘録渋谷区立松濤美術館にて、2023年9月16日~11月12日(後期:10月17日~11月12日)。 先行作品の趣旨を踏まえて自作に取り込んだ作品を中心に構成される、杉本博司の個展。 冒頭に設置される…
展覧会『南条嘉毅個展「senne(センヌ)」』を鑑賞しての備忘録アートフロントギャラリーにて、2023年10月7日~22日。 市原湖畔美術館で開催された『湖の秘密-川は湖になった』(2023)に出展した《38m―ネトの湖――》を再構成した、浚渫土(ネト)を敷き詰め…
展覧会『ボスコ・ソディ「GALAXY」』を鑑賞しての備忘録SCAI THE BATHHOUSEにて、2023年9月16日~11月5日。 おが屑を混ぜた素材でごつごつとした地面のような素地を作り、主に黒で覆った画面の一部に紫色の斑点を淹れた絵画的作品5点、金の釉薬を施した大小…
展覧会『堀聖史「スタート、ストップ、メモリー」』を鑑賞しての備忘録HIGURE 17-15 casにて、2023年10月3日~21日。 人や生きもの、植物などのモティーフが綯い交ぜとなった混沌としたイメージの絵画11点に加え、ギターやハープのオブジェが置かれた、堀聖…
展覧会『楽しい隠遁生活 文人たちのマインドフルネス』を鑑賞しての備忘録泉屋博古館東京にて、2023年9月2日~10月15日。 俗世を離れ、清雅な地での隠遁生活を送りたいとの冀求から制作された、理想郷や隠者の姿を描いた絵画作品などを展観。孔子、竹林の七…
展覧会『安齋和佳「風と草と人」』を鑑賞しての備忘録GALLERY b.TOKYOにて2023年10月9日~14日。 植物または人あるいは身体をモティーフとした作品19点(油彩画10点とドローイング9点)で構成される、安齋和佳の個展。 メインヴィジュアルに採用されている《…
展覧会『永原トミヒロ展』を鑑賞しての備忘録コバヤシ画廊にて、2023年10月2日~14日。 ミッドナイトブルーと白のモノクロームで郊外の景観を描いた作品4点で構成される、永原トミヒロの個展。事務室に小品10展も併せて展示。 《UNTITLED 23-01》(1940mm×324…
展覧会『三森早苗展「うちへ そとへ」』を鑑賞しての備忘録GALERIE SOLにて、2023年10月9日~14日。 羊毛のフェルトを支持体とした作品16点で構成される、三森早苗の個展。 《混》はピンクのフェルトに色鉛筆で色を塗った平面作品のシリーズ。900mm平方の正…
展覧会『新しき村 創設105年 理想社会実践の歩み』を鑑賞しての備忘録調布市武者小路実篤記念館にて、2023年9月2日~10月9日。 理想社会の実現を目指して武者小路実篤が創設した「新しき村」の歩みを、1918年に篤が『白樺』誌に発表した理想社会の構想「新し…
展覧会『末松由華利展 山も海も砂も雪も、私たちも』を鑑賞しての備忘録新宿髙島屋10階美術画廊にて、2023年9月27日~10月9日。 末松由華利の絵画展。モティーフを形作る色は滲み、あるいは垂れて、別のモティーフへと移ろう。「山も海も砂も雪も、私たちも…
展覧会『林武史退任記念展「石の勝手」』を鑑賞しての備忘録東京藝術大学大学美術館〔本館・陳列館〕にて、2023年9月30日~10月15日。 《水田》、《林間》など花崗岩の彫刻によるインスタレーション、《夢間》・《石間》の2つの「茶室」など、石彫を中心に、…
展覧会 菅野由美子展を鑑賞しての備忘録ギャルリー東京ユマニテにて、2023年9月19日~10月7日。 骨董の器ないしカトラリーを取り合わせて壁龕や台などに並べた油彩画13点で構成される、菅野由美子の個展。骨董の器が惑星に見えて来る。ならば画面の中(室内…
展覧会 蝸牛あや個展『夜間飛行』メグミオギタギャラリーにて、2023年9月22日~10月7日。 木の葉、貝殻、石、羽根などをモティーフとした刺繍作品で構成される、蝸牛あやの個展。色取り取りの糸を絹布に縫い付けていく1つ1つのステッチは、木の葉、貝殻、石…
展覧会『長田奈緒「目前を見回す」』を鑑賞しての備忘録Maki Fine Artsにて、2023年9月9日~10月8日。 プラスティック・ストローの袋、レジ袋、梱包箱など中身を取り出すとすぐに廃棄されてしまう品々を、使用後のイメージを忠実にシルクスクリーンでアクリ…
展覧会『河原茉美「境界線上」』を鑑賞しての備忘録MEDEL GALLERY SHUにて、2023年9月26日~10月8日。 絵画に描かれるモデルが、カメラを顔の位置に構えている姿を描いた「被写体」シリーズ、あるいは絵画を眺める人を描くシリーズなど、眼差しの対象である…
展覧会『水口鉄人「イリュミナシオン」』を鑑賞しての備忘録駒込倉庫にて、2023年9月9日~10月1日。 明るい白色の画面にとりどりのくすんだ色の絵具を散らした油彩画10点、木炭によるドローイング6点、ブロンズの彫刻3点で構成される、水口鉄人の個展。油彩…
展覧会『開発の再開発 vol.2 近藤恵介「さわれない手、100年前の声」』を鑑賞しての備忘録gallery αMにて、2023年7月29日~10月14日。 線形思考に囚われ、アートにおいてもはや「新しいことをするのは不可能である」として、「アートの終焉」を美術史の重荷…
展覧会『金子佳代「A VIEW BEYOND」』を鑑賞しての備忘録Alt_Mediumにて、2023年9月15日~27日。 《プラムたち》など同じ図像を繰り返す作品、《三人がふたりかひとり》など額の外に継ぎ足す作品、《夏の感じ》など既存の絵画の断片に描き足す作品など、無限…
展覧会 有元伸也個展『TOKYO DEAD END』を鑑賞しての備忘録TOTEM POLE PHOTO GALLERYにて、2023年9月19日~24日。 東京・多摩地域で撮影された住宅街や自動車道など郊外の景観を42インチロール印画紙に焼き付けた12点で構成される、有元伸也の写真展。 左側…